【ドイツ】圧勝で２位に浮上、自信を取り戻したドルトムントと香川真司｜集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva｜World Football開幕当初の不調が嘘のように、ドルトムントも香川真司も自信に満ち溢れた戦いを見せた。13位のボルフスブルクを相手に５－１と快勝し、香川自身も１得点２アシスト。得点機は他にもあったが、十分な活躍を見せた。 不調のころから現在まで香川が言い続けたのは「試合をやり続けることが大事」ということだった。昨季後半、全てを棒に振り、「負傷のせいにはしたくはないが……」とは言うものの、試合の感覚が鈍っていた。その感覚を取り戻すには、試合出場を繰り返すしかなかった。それがここ数試合は、香川本人が「調子がいいので、今、得点したい」と認める状態にまで戻っていた。 感覚を取り戻す必要があったのは香川だけでなくチームも同じだった。「去年優勝してそれぞれ外からの見られ方が変わったり、立場が変わった」 若いチームは、はたから見ればそんな些細な要因で輝きを失った。代表招集される選手も激増、ギュンドアンはドイツU－21代表
