リクルートライフスタイルは、今年4月からスマホを使って精子の濃度と運動率を調べるサービス『Seem(シーム)』の提供を開始。その発表は大きな話題を呼んだ。 そこで、しらべぇ編集部は開発者である同社の入澤諒さんに、サービスにかける思いや反響などを独占取材した。 ■なぜリクルートが「精子測定」を? 入澤:一説によると、現在6〜7組に1組の夫婦が不妊に悩んでおり、それに対して主体的に動いているのは女性のほうだと言われています。 男性の場合、休みの日や仕事の合間をぬって病院に行き、その場で自ら精液を採取して…というのが高いハードルに感じられるのでしょう。 しかし、WHO(世界保健機関)の調査では、「不妊の48%は男性が原因」とされており、本来は一緒に治療や対策を始めるべき。男性が病院に行くきっかけを作ることで、こうした社会的課題を解決するため、今回Seemを開発しました。 ■女性主体であることが「
![なぜリクルートが精子測定アプリをつくったのか?開発者に直撃](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1d183e701be7095bfe146936c7dae9c6f9decc00/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.sirabee.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F05%2Fsirabee20160517seem1.jpg)