火消しの仕事をしているわけではないけど、他のメンバーの様子を見る仕事がよくあるので読んでみた。 どんなトラブル対応でも、一番にやらなければいけないこと。それは、「腹をくくる」ことです。腹をくくらない限り、火消しは絶対に成功しません。 こういう話が序盤に出てきて、読んでると気持ちよくなってくる。 火消し担当のプロジェクトマネージャーは基本的に炎上プロジェクトからは逃げられないけど、エンジニア同士のペアのつながり、とか、メンターメンティー、とかだと、どこまで関わっていくかが個人のサービス精神によるところがあると思う。 めちゃくちゃになってきたときに、めちゃくちゃになっているね、と傍観するんじゃなくて、一緒についていってめちゃくちゃになってくれる、そんな人になりたいものだと思う。 プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」 作者:木部 智之KADOKAW