特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」 東京都上野の東京国立博物館において 特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」が 2019年1月16日(水)から2月24日(日)まで開催中です! https://ganshinkei.jp/
ますます厳しくなるウイグル人への締め付け トルコ系のウイグル人が多く住む新疆は、チベット・内モンゴルなどと並び、20世紀なかば以降にやっと中国政府による直接支配が確立した地域なので、少数民族の間では独立や自治獲得を望む意向が強い。 だが、中国では1989年の六四天安門事件後、国家の引き締めのために漢民族中心主義的なナショナリズムが強化され、また経済自由化のなかで辺境地帯の資源・都市開発や漢民族による移民が進んだ。結果、2010年前後からは追い詰められた少数民族による大規模な騒乱が増えた。 少数民族のなかでも、イスラム教を信仰するウイグル人は、中国共産党にとっては「党以外の存在」に忠誠を誓っているように見える。彼らは人種や文化習慣の面でも漢民族との隔たりが大きく、中央アジアや中東との結びつきも強いことから、他の少数民族以上に強い警戒を持たれている。 結果、近年のウイグル人への締め付けはいっそ
日本人は不平等なことに対して相当神経質のようだ。日本では多くの人が、社会は平等でなければならないと思い込んでいる。私は27年前に留学のために来日した当初から、そのことを強く実感している。 中国は社会主義だから平等でなければならないが、日本が平等でなければならない理由はよく分からない。日本では大勢の人が平等であることを追い求めた結果、日本社会は中国よりも社会主義的になってしまった。 このことは筆者が日本社会についてもっとも失望した点だと言える。27年前、筆者はさまざまな苦労を乗り越えてようやく社会主義中国を脱出した。それなのに、たどり着いた日本はなんと中国以上に社会主義の国だった。その落胆がどれほどのものだったか、みなさんに分かっていただけるだろうか。 2期目の安倍政権について筆者が個人的にもっとも良かったと思う点の1つは、安倍総理が就任初期に「報われる社会作り」を提唱したことだった。だがそ
(前編から読む) 「お坊さんのすばらしい説法を聞いて、心底感動しました。心が落ち着いて、これまでの人生で感じたことがないほど、安らかで穏やかな気持ちになれたんです」 清々しい表情でこう語る男性は、上海で活躍する40代の会社経営者。超多忙な日々を送っているが、2014年末、友人に誘われて4泊5日の高野山修行体験旅行ツアーに参加した。 ツアー内容は中身が濃く、心躍るものだった。 上海から関西国際空港に飛び、高野山の宿坊に宿泊。早朝のお勤め、写経、阿字観(真言密教の瞑想法)などを体験し、写経は弘法大師・空海の御廟がある奥之院に収めていただいた。また、早朝には奥之院に空海への食事を運ぶ儀式「生身共」を見学。真言密教の根本道場「壇上伽藍」に参拝したり、仏教美術を鑑賞したりもした。 帰りは同じ和歌山県内の秘湯・龍神温泉の旅館でゆっくりと汗を流し、懐石料理に舌鼓を打ち、最終日は大阪のリッツ・カールトンに
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