プレスリリース NCNPの医師・研究者らが新たな神経難病 “NINJA” の概念を提唱 リンパ球解析と拡散テンソル解析により、身体表現性障害とされてきた一群から、多発性硬化症に類似した免疫介在性神経疾患を同定 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市、理事長:水澤英洋)神経研究所(所長:和田圭司)免疫研究部の竹脇大貴 研究生(前・病院 神経内科レジデント)、山村隆 神経研究所特任研究部長・多発性硬化症センター長、病院 神経内科の林幼偉医師、病院 放射線診療部の佐藤典子部長らの研究グループは、多発性硬化症(MS; multiple sclerosis)に類似する臨床経過があり、多くの症例で血液浄化療法が有効でありながら、通常撮像法の脳・脊髄MRIで異常を認めないために、診断が未確定であった11例を詳細に解析しました。その結果、末梢血液中のB細胞に異常を認め、広