2月13日、日本マイクロソフトはこれまでにも何度か行なっているWindows XPのサポート終了に関する説明会を開催し、“サポート終了まで残り55日”を宣言しました(関連記事)。いよいよ4月9日のサポート期限が目前に迫っています。 日本マイクロソフトの数値目標では、2014年4月時点でのWindows XPの残り台数は全体の1割。果たして移行は現実的に可能なのでしょうか。今回はXPのサポート終了にまつわる問題を、いくつかの観点から分析していきます。 ■XPサポート終了=販促キャンペーン? 現時点で、Windows XPからの移行は順調に進んでいるのでしょうか。ビジネス市場ではPCの出荷台数が伸びており、積極的に移行が進んでいるものとみられます。年度ごとの予算やアプリの移行といった問題で、4月のサポート終了には間に合わない企業も少なからずあるものの、2014年度(2015年3月末まで)には完