ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/kimura (23)

  • 独立をめぐるカタルーニャ「内戦」の勝者と敗者 36歳女性弁護士が大躍進した語られない真実

    [バルセロナ発]スペイン北東部カタルーニャ自治州で独立派が事実上の住民投票と位置づけた州議会選(定数135)が21日行われ、投票率は史上空前の82%に達した。独立派は2議席減らしたものの、過半数の70議席を獲得。しかし得票率は47%にとどまり、有権者の過半数が決して独立を望んでいるわけではないことを改めて浮き彫りにした。 独立に向かうカタルーニャ ロンドンにあるシンクタンク、王立国際問題研究所(チャタムハウス)で事前に行われた討論会では独立に賛成でも反対でもない中間票が増え、独立派は過半数に届かないという予想が多かった。が、フタを開けてみると独立派は10月の住民投票の204万票に2万票近く上積みした。デスクワークしかしていない識者や学者の話は当に当てにならない。 これに対し独立反対派は189万票。州議会選や住民投票を何度繰り返しても同じ結果になる。筆者は投開票の当日、草の根独立派団体・カ

    独立をめぐるカタルーニャ「内戦」の勝者と敗者 36歳女性弁護士が大躍進した語られない真実
    maniwani
    maniwani 2017/12/24
    “デスクワークしかしていない識者や学者の話は本当に当てにならない。”
  • アメリカの衰退見据え「日英同盟」の再構築を 英首相メイと安倍首相の握手

    [ロンドン発]英首相テリーザ・メイが8月30日から9月1日まで訪日し、安倍晋三首相と会談した。核・ミサイル開発を急ピッチで進める北朝鮮とイギリスの欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が主要議題となったが、隠れた焦点が日英の安全保障協力である。アメリカの衰退が顕著になる中、「日英同盟」を再構築し、第三極・欧州の一角をなすイギリスと深い絆を結ぶことは日にとって焦眉の課題だった。 日英関係を強める好機 最近の英首相訪日は2008年のゴードン・ブラウン(北海道洞爺湖サミット)、12年のデービット・キャメロン(日から帰国後にチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と面会して対中関係が悪化)、16年のキャメロン(伊勢志摩サミット)。日でG7(先進7カ国)首脳会議が開催されるか、中国との関係がまずくなっている時でない限り、イギリスの首相は日にやって来ない。 メイは、「英中黄金時代」を仕掛けた前財

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    maniwani
    maniwani 2017/09/01
  • 愛国化する世界──蓮舫氏の二重国籍とフランスの「国籍と名前」論争

    二重国籍なら政権はとれない(15日、民進党の新代表に選出された蓮舫代表代行) Toru Hanai-REUTERS <保守系メディアに突っ込まれては二転三転した蓮舫の対応が、日人の要件を高くしてしまったとしたらその責任は大きい> 民進党代表選に立候補している蓮舫代表代行(48)が13日、台湾当局から連絡があったとして「台湾籍が残っていた」ことを認め、謝罪した。日国憲法も公職選挙法も日国籍があれば選挙権と被選挙権を付与する一方で、重国籍者を排除していない。重国籍者を排除すれば、歴史に翻弄され、国と国とのはざまに落ち込んだ日国籍取得者に「日人」としての権利を認めないことになるからだ。 台湾出身の父親と日人の母親を持ち、日で生まれ育った蓮舫氏は1984年の国籍法改正に合わせて17歳で日国籍を取得した。それまで日は父系血統主義をとっていたが、父母両系血統主義に改められ、特例として

    愛国化する世界──蓮舫氏の二重国籍とフランスの「国籍と名前」論争
    maniwani
    maniwani 2016/09/15