東京新聞:福島第一元作業員「賃金、手当ピンハネ」 労働局に訴え「多重派遣」も 東京電力福島第一原発事故の収束作業に携わった長崎県出身の元作業員男性(45)が二十六日、下請け上位の日栄動力工業(東京都港区)が職業安定法と労働者派遣法に違反する多重派遣をしていたとして東京労働局に訴え出た。二十七日には、多重派遣のほか約束された賃金が支払われていないとして、長崎県内の下請け会社四社を長崎労働局などに訴え出る。 以下全文を読む 記事によると ・事故収束作業の元会社から下請け会社に支払われる日当と危険手当は1人あたり2万4千〜2万5千円だが、多重派遣のため従業員の男性には1万千円しか支払われていなかった ・元作業員いわく、何重の下請け構造のため、約束された日当は支払われず、危険手当もピンハネされているとのこと ・元会社は「請負契約であり、多重派遣ではない。下請け会社には危険手当を含めた金額を支払った