ブログの読者から「虐待された子が成長して両親となる際に、何を学んでおくべきか」を相談したいとメールがありました。 メールの返信には私がこの分野のプロではないことをお伝えしていますが、以前から、虐待の連鎖に興味があったので、この際、研究やら、いくつかの本を読んでみることにしました。 以下は虐待の連鎖を調べはじめて三日目ぐらいで私が知ったことと読んだ本の感想です。繰り返しですが、私は専門家ではありませんからね。 それでも良いと思う人は、どうぞお読みください。 虐待の連鎖とは 被虐待経験がある親が子どもに虐待してしまうというものです。私もいつ知ったかは記憶にはないものの以前から知っていたので、たぶん知っている人は知っている、それなりに有名な概念だと思います。特に都市伝説ということはなく、研究で確認されています。 児童虐待における世代間連鎖の問題と援助的介入の方略:発達臨床心理学的視点から 久保田