2008年8月8日のブックマーク (1件)

  • 笑うことしかできない女の子

    その子は生まれつき脳に欠陥があり、笑うという感情表現しかできなかった。彼女の感情の起伏は喜怒哀楽すべて「喜」で表現されるのだった。しかも、言語にも障害があり、日常会話はほとんどできなかった。 幼稚園までは、いつも笑っているかわいい女の子、で通っていた。しかし、小学校に上がってからは、薄気味悪い、と、ひどいいじめにあった。彼女はそれでも、否定の言葉をほとんど発することができず、ただ笑っていた。それが不気味だと、ますますいじめに拍車がかかる始末だった。 中学校に進学して、事態は一変する。女の子は男子から一転して暖かく接せられるようになった…少なくとも普段は。 クラスの男子は、思うさま彼女を犯した。 女の子は、喃語と、稚拙な拒絶の意思しか発することができなかった。しかも、笑ったままで。男どもにとっては、その様子は何度やっても刺激に満ちた体験だったようだ。彼等は取り憑かれたようにかわるがわる彼女を

    笑うことしかできない女の子
    mansikka
    mansikka 2008/08/08