名古屋にはご当地ラーメンとして有名なラーメンはないが、プチご当地的なラーメンはいくつかある。そのうちの一つ「好来系」を紹介してみたい。 「総本家 好来道場」外観 「好来系」とは、1959年名古屋市千種区に創業した「好来」が元祖(総本家)で創業者は楓彰氏。何度か閉店~再開を繰り返しているが、最近では2002年3月に閉店し、同年8月に再開。2004年6月にまた一時閉店したが、2005年2月に「好来道場」と名前が変わり、1日80食限定の昼のみ営業で復活した。 麺茹では不思議な形をしたザルで、四つの麺が同時に茹でられるように仕切られている。私はこのザルを名古屋でしか見たことがない。メニューが松・竹・寿などの呼び名になっており、前払いで食券替わりに木の札を使っている。 麺はやや太めのストレート麺で若干ウエイブ、やや短め。島田屋製麺で作っており、弟子もここの麺を使うことが多い。 完全な暖簾分けではない