ここ数年、ロードバイクにおいても「フロントチェーンリングのシングル化」という言葉を多く見るようになりました。そしてそれに伴い「ナローワイドのチェーンリング」というキーワードも多くなりました。 今回は初心者向けに「シングル化」「ナローワイド」とは結局どういう意味なのか?を解説したいと思います。既にご存知の方は聞き飽きた内容かもしれませんが・・・。 フロントチェーンリングのシングル化とは現在、ロードバイクにおいてフロントチェーンリングの主流はインナーギアとアウターギアの2枚構成です。左シフトレバーによって切り替えますね。これに対し、「シングル化」されたチェーンリングはインナーとアウターの区別がありません。1枚構成なのです。 元々フロントチェーンリングのシングル化はシクロクロスやマウンテンバイクの世界で広まった構成です。シングル化の主な目的としては「フロントギアチェンジによるメカトラブルの回避」