「世代? あんま気にしたことないですねえ」。そう言ってのける、この男。ブロガーとして活躍しつつ、SNSやメディア運営のコンサル業務もこなす、かと思えば大規模なイベント司会で笑いを取り、ディズニーランドは年間パスポートを購入するくらい大好きで、今ハマっているものはAKB48。キャラはつかめないのに多くの映画好きの心はつかんでいる、それが、映画ブロガー・柳下修平だ。彼のアタマの中と、同世代に対する思いを探ってみた。(聞き手:佐野知美) ── まずは簡単に、今どんなことを手がけているのか教えてください。 柳下修平(以下、柳下) もともとが映画好き。映画ブログを始めたのがきっかけで、ブログ発のお仕事も増えてきました。 ── 映画関連の仕事が本業なんですか? 柳下 いえ、基本の仕事は、SNSやそこから派生したオウンドメディアやウェブ関係のコンサル、プロデュースですね。最初は会社員でしたけど、今はフリ