この記事は Symfony Advent Calendar 2015 の16日目です。昨日は@Issei_Mさんの「最近のSymfony Standard Editionのディレクトリ構成」でした。 内製フレームワークからの移行先を探してSymfonyを調査中です。その過程でDIのAuto Wiringの使い方を確認したので、ここにまとめます。 概要 Symfony 2.8ではサービスのAuto Wiringが可能になりました (New in Symfony 2.8: Service Auto Wiring (Symfony Blog))。これまでは、services.ymlにサービスの名前とクラス名の定義、依存先のサービスも(たとえばコンストラクタの引数として)指定が必要でした。Auto Wiring有効時は、コンストラクタのタイプヒンティングを利用して、これらの定義が簡略化できるように