ブルーシールド―危険に瀕する文化遺産の保護のために<文献紹介> Koch, Corine[tr]. ブルーシールド―危険に瀕する文化遺産の保護のために. 国立国会図書館訳. 日本図書館協会, 2007, 103p. ブルーシールドとは,まだまだ一般にはなじみがないかもしれないが,戦争や災害から文化財を保護する,いわば「文化財のための赤十字」に相当するものである。武力紛争に際して,攻撃を差し控えるべき文化遺産を示すために,「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約(1954年ハーグ条約)」で指定された標章の通称であり,青色と白色からなる盾の形をしている。また,武力紛争だけでなく,自然災害も含めた災害から文化遺産を保護するために設立されたブルーシールド国際委員会(International Committee of the Blue Shield:ICBS)の名称でもある。ブルーシールド国際委員
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