ついに第3章の意味論に入る。ここからは長いのでメモも分割して書いていこう。タイトルは「人工言語に意味を与える―命題論理のセマンティクス」。人によってはこっちの内容の方が2章の後半よりも簡単。真理表などは高校数学で出てくるし、意味論は哲学でも論じられるし、直感的に理解しやすい。統語論の方がなんだか記号ばっかりでとっつきにくい。 結合子の意味、真理表 今までのところ、日本語の中でも典型的に論理的な文章を分析することで、人工言語Lを設定してきた。そして日本語のの内容のある文、例えば「彼はmixiをやっているか、twitterをやっているかのどちらかだ」、「彼はmixiをやっている」、「よって彼はtwitterをやっていない」とかいう論証を 前提 P∨Q P 結論 Q というような感じで論理式に置き換えてきた(何を原子式にしたかは推測してください)。この程度の日本語なら、だれでもすぐに論証が妥当で