以前告知した「国立国会図書館長=情報工学者・長尾真のシリーズ対談:図書館は視えなくなるか? ―データベースからアーキテクチャへ」第1回、池上高志氏との対談「自律進化するデータベースはつくれるか」(於d-labo、2月12日)に行ってきた。 恥ずかしながら、情報工学も複雑系も全くの門外漢なので、二人のトークセッションにはついていくのがやっとという感じで、その内容もどこまで理解できたいてのかも心もとない、というのが正直なところだ。しかし、耳に残ったキーワードを拾っていくと、オボロゲながら見えてきそうなものもあるかもしれない。馴染みのある「図書館」に引きつけながら自分なりに考えたことを、まとめてみたい(間違っていたらすいません、と今から謝っておきます)。 そもそも、情報工学と複雑系とは何か。トークセッションの中盤、やおら発した池上氏の「センサーに<心>は必要だと思いますか?」という問いかけに、長
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