遠くで働く同級生のように魂を吸い取られるほど仕事に忙殺されているわけでもないが、昨年の終わりに所帯を持ったことでさすがに仕事を終えたあと趣味の世界に没頭し続けるわけにもいかなくなった。 家事や家計が新たに日常生活に加わったことで、普段の生活において処理する情報の量や種別は昨年に比べると確実に増している。自分の趣味を続けるうえで越えなければいけないハードルも目に見えて高くなった。 多くの用事に時間を割かれて自分自身の心に余裕がない状態を「忙しい」とするならば、万年呑気に過ごしてきた自分もその空気と無縁ではいられなくなってきたようにも思える。 しかし、その言葉を安易に口にしてしまうと、少しずつ張りつめてきた糸が切れるようで未だ言葉にできずにいる。 最近注目しているブログから。 昔先輩が言ってた。「忙しいは『心が亡くなる』って書くんだ」と。 その時は、忙しいと余裕が無くなって心が死ぬって話だった