いま日本は(世界は、と書いても間違いではない)、次の2グループにきれいに分断されている。 新型コロナウイルス感染症を「もはやただの風邪」と認識し感染対策をやめ、いまだマスクをしている人にイラついている人たち 「ただの風邪」どころか、現役世代にはLong COVID*1という厄介な病気をもたらすウイルスであることを知り、感染対策を継続し、ノーマスクで咳き込む人にイラついている人たち 互いに相手にイラついているので、本当によろしくない。科学的事実に基づいて議論し、aが正しいのか、bが正しいのかを明確にし、合意して対策にあたるのが望ましいが、国は新型コロナウイルス感染症を5類に位置づけ、その責任を放棄してしまったので、もはや混沌とするばかりである。 結論から言うと、新型コロナウイルスはヒトを騙すのがうまいウイルスのひとつだ。そしてすっかり騙されたのがa派、騙されていないのがb派である。 「茶番」
上野千鶴子「専業主婦は社会的に消えゆく存在」一方で夫が低年収でも働かない"貧困専業主婦"がいる深刻な理由【2024編集部セレクション】 PRESIDENT Online 掲載 2024年上半期(1月〜6月)にプレジデントオンラインで配信した人気記事から、いま読み直したい「編集部セレクション」をお届けします――。(初公開日:2024年2月29日) 共働き世帯が片働き世帯を上回るようになって久しい。今、専業主婦は夫が高収入の世帯と低収入な世帯に二極化している。社会学者の上野千鶴子さんは「夫の所得階層別で見ると、年収100万円未満の世帯で妻の有業率がもっとも低い。貧困なのになぜ働かないか。背景には貧困層ほど伝統的な性別役割分担を受け継いでいることがあるように思える」という――。 ※本稿は、上野千鶴子『こんな世の中に誰がした?』(光文社)の一部を再編集したものです。 ■専業主婦は社会的に消えていく
寛弘6年(1009年)。中宮・彰子(見上愛)の第二子、敦良(あつなが)親王誕生。 穆子(むつこ/石野真子)「年子の皇子様だなんて、すばらしいわ」 一条帝(塩野瑛久)のご寵愛深くてなにより……と寿ぎたいのと同時に、皇后・定子(高畑充希)のお産をどうしても考えてしまう。敦康親王を出産したのが長保元年(999年)11月、媄子(よしこ)内親王を産み、亡くなったのが長保2年(1000年)12月。年子出産直後の死だった。お産は命懸けであると改めて痛感するとともに、定子の悲運に思いを馳せずにいられない。 道長(柄本佑)家族の栄華と兄・道隆(井浦新)を中心とした中関白家の凋落は、まるでコインの裏表だ。 土御門殿には多くの廷臣が集まり、産養(うぶやしない)の儀が行われている。道長(柄本佑)が、 「皇子様の誕生を寿いで、よき目を出したいと存じます」 と、双六の盤上で賽を振る。『小右記』でも、寛弘5年(1008
選挙をサボると損をする。それが四半世紀にわたって選挙を取材する私の実感だ。 驚くべきことに、多くの有権者はポスターや選挙公報だけで投票先を決めている。候補者本人を自分の目で見たことがある人、一言でも会話をしたことがある人はとても珍しい。距離がありすぎる。 街頭演説の現場に行けばよくわかる。大観衆を集める候補者は稀で、ほとんどの場合、聴衆は少ない。候補者は孤独だ。そんな状況に置かれた候補者が、近くにいる人の意見を重視するのは当然だろう。 わかりやすく言う。投票率が低く、多くの人が選挙に参加しない今こそチャンスだ。参加率が低い時ほど、あなたの声の影響力は相対的に大きくなる。実際、...
北九州市は10月16日、同市で11月1~3日に開かれる「北九州国際映画祭2024」について、ウェルカムセレモニーや上映プログラムに登壇する監督、俳優らゲスト15人を発表した。 犬童監督ら15人を発表 ゲストを発表する武内市長(右)ら 映画祭は映画のロケ誘致や撮影支援に力を入れる市をアピールしようと、昨年の初開催に続き、今年で2回目となる。北九州芸術劇場や小倉昭和館など5会場で、11か国・地域の25作品を上映する。 ゲストは市出身の作家、松本清張の代表作「ゼロの焦点」を映画化した犬童一心監督、この作品に出演した広末涼子さんのほか、市出身の岩松茂監督や松居大悟監督、俳優の光石研さんや吉本実憂さんら。小倉井筒屋近くの船場広場で1日に行われる同セレモニーにも登壇する。 小倉昭和館でゲストを発表した武内和久市長は「様々な方が集まる貴重な機会になる」と説明。自身の作品などを紹介した松居監督は「若い人が
2024年10月1日から65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナワクチンの定期接種が開始となります。 5種類の新型コロナワクチンが承認されていますが、それぞれどのように違うのでしょうか? 新型コロナワクチンの定期接種の対象は?厚生労働省 新型コロナワクチン定期接種リーフレット(令和6年10月版) 2024年10月1日からの新型コロナワクチンの定期接種の対象者は、 ・65歳以上の方 ・60歳〜64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり身の周りの生活を極度に制限される方 ・60歳〜64歳でヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な方 となっています。 「身の周りの生活を極度に制限される方」「日常生活がほとんど不可能な方」というのは、それぞれの疾患について身体障害者手帳1級を持っているというのが目安になります。 定期接種として接種できる期間は、2024
最近耳が遠くなってきたとか、聞きとりづらくなってしまった、などで補聴器を考える場合、どうすればいいでしょうか。 まずは耳鼻咽喉科に受診しましょう!まずは、耳鼻咽喉科に受診してください。特に、専門の知識を持った補聴器相談医にまずは相談するのがいいでしょう。補聴器相談医はこちらのリストに載っています。 耳鼻咽喉科では耳の診察や聴力検査などを行い、補聴器を使ったほうが良いのかを判断します。他の治療(処置や投薬、手術など)によって治ることもあり、補聴器が不要な場合もあります。難聴には様々な原因があり、補聴器以外の方法が良いことも多くありますので、専門家に診断してもらうことが重要です。 補聴器はさまざまなタイプのものがありますがどのタイプがよいですか?補聴器には耳掛け型、耳穴型、ポケット型などの形の違いや、電池式か充電式か、などさまざまな種類があります。どのようなタイプが使い勝手が良いかは、それぞれ
10/18 「就任直後の裁判官も審査を受ける?」記事を公開しました。 10/17 「女性の裁判官 なぜ少ない?」記事を公開しました。 10/16 投票用紙の見本を掲載しました。 10/15 「主な裁判の判断一覧表」と「裁判官へのアンケート」を追加しました。 10/14 2024年国民審査サイトを公開しました。
10月5日放送の「新プロジェクトX~挑戦者たち~」では、新シリーズ初となる日本国外を舞台としたプロジェクトについてお届けしました。内戦で傷ついたカンボジアを救った北九州の水道局の物語です。1990年代、水道網が荒廃し、汚れた水が原因でコレラが蔓延していた首都プノンペン。虐殺を生き延び、祖国復興を誓うカンボジア人の熱意が、北九州の水道技術者たちの心に火をつけました。ときにキーマンが命を奪われかけ、ときに犯罪者たちに水道網を破壊されながらも“公害の街”で培われた技術と信念を伝え続けた、国境を越えた熱き絆のドキュメンタリー。(NHK水戸放送局 アナウンサー 森花子) 目の中が燃えていた! 物語が始まったのは1999年。北九州市水道局に勤務する久保田和也さんが、カンボジアの首都、プノンペンに派遣された事から始まりました。 久保田和也さん 当時、カンボジアは内戦が終結したばかりで、復興を支援するJI
人気を集める医療ドラマだが、現実の手術室ではいったい何が行われているのか。ドラマとリアルはどう違うのか(写真:mits/PIXTA) 今年、人気を博した医療ドラマ『ブラックペアン シーズン2』。また、12月には『劇場版ドクターX』の公開が控えている。人気を集める医療ドラマだが、現実の手術室ではいったい何が行われているのか。ドラマとリアルはどう違うのか。『本物の医学への招待 驚くほど面白い手術室の世界』を出版した、世界最高峰のシカゴ大学・心臓外科医の北原大翔氏が「本物の手術」を語る。 「太ってないのに糖尿病」の人に足りない栄養素 「健康診断の数値」が正常でも安心できない ■医療ドラマで描かれる医療現場は本当なのか? 医療を題材にしたドラマは色々あり、どれも人気が高い。最近のものだと、今年セカンドシーズンが放送された人気作『ブラックペアン シーズン2』。タイトルに入っている「ペアン」とは医療道
2022年11月、大阪に精神疾患を専門にした訪問看護ステーション「くるみ」が誕生しました。精神科に特化した訪問看護はごくめずらしいといいますが、その設立に尽力した代表の中野誠子さんには、並々ならぬ思いがありました。(全2回中の1回) 【写真】こんなラフな看護師さんいるの?精神疾患専門の訪問看護の意外な実態 ほか(全12枚) ■「こころがしんどいけど通院できない」人が圧倒的に多い現実 ── 2022年11月、精神疾患を専門にした訪問看護ステーション「くるみ」を設立されました。訪問看護で、精神科に特化しているところは珍しいのでは? 中野さん:コロナ禍で「こころがしんどい」と訴える方がすごく増えましたが、精神科に対応した訪問看護ができる事業所は、多くはありません。最近では、精神科や小児科を専門にした訪問看護の事業所も少しずつ増えつつありますが、やはり全体数から見れば、かなり少ないのが実情です。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く