人はなぜコンピューターを人間として扱うか―「メディアの等式」の心理学 作者: バイロンリーブス,クリフォードナス,Byron Reeves,Clifford Nass,細馬宏通出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2001/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る リーブス、ナス「人はなぜコンピューターを人間として扱うか」(翔泳社、2001、2400円+)を読む。訳はEVちゃんこと細馬宏通さん。 この本は「メディアの等式理論」がさまざまな角度や場面で成立することを、実験によって検証したものだ。メディアの等式理論というのは、「メディア経験は人間経験に等しい」という仮説だ。つまり、メディアだからといって割り引いて考える必要もないし、メディアだけに対して起こる特別な考えや感情もない、という。それは対人間経験に等しい。 たとえば、パソコンに対して、
雨中夜詣美人あるいは見立てが忘却されるとき ―見立てと日本人13 錦絵の創始者・鈴木春信の描いた「雨中夜詣美人」という絵がある。 もっとも、題名は「座敷八景」などと違って、後世になってつけられたもので、この絵が描かれた当時、どのように呼ばれていたかは定かでない。 浮世絵研究の第一人者である小林忠氏は、1973年に出版された『浮世絵大系2春信』のなかで、この絵を解説して、次のように述べている。 「横なぐりに降る激しい雨足もいとわず、それも提灯の火を頼りの夜半に女ひとり、何かを祈ろうして神社への道を急いできたのか。破れ傘からのぞかれるのは、まだ年若い乙女の顔だちだが、裾を乱し帯をなびかせたその姿は、風雨に抵抗する意外な強靱さを内に秘めている。一途に燃える恋の想いは、かよわい娘をこれほどまで大胆な行動へと駆り立てる。春信はそうした乙女ごころのいじらしさを描きたかったのであろう。」 春信の絵のもつ
岩田洋夫(筑波大学) 「デバイスアート」とは、メカトロ技術や素材技術を駆使し、テクノロジの本質を見せる芸術様式のことを指します。この概念は、従来の芸術のパラダイムにはない、テクノロジとアートとデザインの新たな融合をもたらします。 デバイスアートには以下の3つの特徴があります。 (1)デバイス自体が作品の表現内容になる。ツールとコンテンツが一体化している。 (2)作品がプレイフルで、積極的に商品化され日常生活に取り入れられる。 (3)道具への美意識といった、日本古来の文化との関連性がある。 これらの特徴はいずれも、従来の西欧芸術にはなかったもので、世界的に注目されるようになっています。アートが生活の中に溶け込んでいたかつての日本の文化が、先端技術と出会い、遊び心あふれる先端的な表現、デバイスアートが生まれました。デバイスアートは、新たなテクノロジに満ちた世界に住むということの意味を理解する手
レポート 「笑うクルマ」に せんい の可能性をみた! 『TOKYO FIBER `09 SENSEWARE』がミラノから凱旋 クリエイティブ分野の才能が人工繊維の優れた特徴を引き出し創造した“作品”を展示する『TOKYO FIBER `09 SENSEWARE』展が21_21 DESIGN SIGHTにおいて開催されている。会期は9月27日まで。第2回となる本展はイタリア・ミラノにおいて4月に開催されたミラノ・サローネにあわせ、トリエンナーレ美術館で開催したところ、わずか6日の会期ながら延べ3万8000人もの来場者を集め、大盛況となったもので、今回はまさにその凱旋展覧会となる。 『TOKYO FIBER `09 SENSEWARE』展はいまや日本の最先端デザインの拠点となった21_21 DESIGN SIGHTで開催されている。手前は超撥水織物「モナート(ユニチカ)」を使ったアトリエオモヤ
海外旅行に行く人にはまぐり刑事をもっていってもらい、はまぐり刑事こみの写真を撮ってきてもらうという企画「はまぐり刑事の世界一周」。 いままで はまぐり刑事の数が少なかったために、希望されたかたにじゅうぶんお配りすることができませんでした。応募いただいたかた、ごめんなさい。 ストックをたくさん作っておいてどんどん海外に旅だってもらいたい。 今回はその制作過程のレポートです。(林 雄司) 材料 今回は10個作る。少なくない?と思ったかたもいるだろうが、材料のはまぐりが高いのだ。1個400~500円ぐらいだった。ぜんぶ酒蒸しにして食べた。焼いて食べたかったが貝に焦げ目が付いてしまうために断念。ああ焼きはまぐり。 準備した材料は以下の通り ・はまぐりの貝殻 ・ねんど ・蝶番 ・接着剤 ・セロテープ はまぐり回復手術 大きなはまぐりは開いた状態でかたまり、力づくで閉じさせようとしても割れてしまう。自
ローソンコラボ企画も今回で6回目。 1回目~4回目までは工作をしていたのだけれど、完成したのはゴミという残念な結果が僕の前に広がっていた。5回目は一旦工作を離れていろいろとリフレッシュした。 6回目の今回はもう一度「工作」をしてみようと思う。そろそろ兼ねてから兼ね備えていた僕の眠っていた工作の才能が目覚めてもいい頃だと思うのだ(そういう才能があるのならば)。 レベルの高い工作はまだ僕には早そうなので、紙粘土で目玉を作り、それをローソンで買った物につけてみようと思う。物にも愛嬌が生まれると思うのだ。 (地主 恵亮) >> ローソン エヴァンゲリオンキャンペーン 工作魂に火がついた ローソンコラボ企画の1回目~4回目まではLoppiで24週毎週配布されるエヴァンゲリオンの待ち受けをもらうついでに買ったものでエヴァンゲリオンを作っていた。しかし、できたエヴァはご存知「ゴミ」であった。
車がアリガトウ って気持ちを 伝えるためのしっぽ 「サンクステイル」は、 自動車用のシッポ。 クルマが「ありがとう」っていう気持ちを 伝えるための器官です。 「ありがとう」を伝えるために、 世界中たいていの人が すぐに意味を把握できるように、 イヌのシッポ的な動きで 感情表現をおこないます。 写真は、2001年バージョンのサンクステイル試作品。 実際にsmartにつけて試走してみました。 自動車による負傷者数は、 日本国内で年間118万人を超えています(2003年)。 年間、約100人にひとりが、自動車でケガをしていることになりますが、 私たちはあまりにそのことに慣れてしまっているようにも思います。 そうした野蛮な状況を、 アーティストのやり方 + ユーモアでちょっとでも変えてみる試みです 。 サンクステイルは2004年に、実際に カー用品メーカーの WAKO によって、 商品として販売さ
この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。 適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2022年5月) 鳥獣人物戯画 鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)は、京都市右京区の高山寺に伝わる紙本墨画の絵巻物。国宝。鳥獣戯画とも呼ばれる。現在の構成は、甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻からなる。内容は当時の世相を反映して動物や人物を戯画的に描いたもので、嗚呼絵(おこえ)に始まる戯画の集大成といえる。元来、表面裏面に書かれていたものが裏打ちで剥ぎ取られ現在に伝わる状態になっていることが近年の修復で判明している。 一部の場面には現在の漫画に用いられている効果に類似した手法が見られることもあって、「日本最古の漫画」とも称される[1]。 成立については、各巻の間に明確なつながりがなく、筆致・画風も違うため、1
記紀(古事記と日本書紀)において、ツクヨミは伊邪那岐命(伊弉諾尊・いざなぎ)によって生み出されたとされる。月を神格化した、夜を統べる神であると考えられているが、異説もある(後述)。天照大御神(天照大神・あまてらす)の弟神にあたり、建速須佐之男命(素戔鳴尊・たけはやすさのお)の兄神にあたる[注釈 1]。 ツクヨミは、月の神とされている[3]。しかしその神格については文献によって相違がある。古事記では伊邪那岐命が黄泉国から逃げ帰って禊ぎをした時に右目から生まれたとされ、もう片方の目から生まれた天照大御神、鼻から生まれた須佐之男命とともに重大な三神(三柱の貴子)を成す。一方、日本書紀ではイザナギと伊弉冉尊(伊耶那美・イザナミ)の間に生まれたという話、右手に持った白銅鏡から成り出でたとする話もある。また、彼らの支配領域も天や海など一定しない。 この、太陽、月とその弟ないし妹という組み合わせは比較神
岩田洋夫(筑波大学) 「デバイスアート」とは、メカトロ技術や素材技術を駆使し、テクノロジの本質を見せる芸術様式のことを指します。この概念は、従来の芸術のパラダイムにはない、テクノロジとアートとデザインの新たな融合をもたらします。 デバイスアートには以下の3つの特徴があります。 (1)デバイス自体が作品の表現内容になる。ツールとコンテンツが一体化している。 (2)作品がプレイフルで、積極的に商品化され日常生活に取り入れられる。 (3)道具への美意識といった、日本古来の文化との関連性がある。 これらの特徴はいずれも、従来の西欧芸術にはなかったもので、世界的に注目されるようになっています。アートが生活の中に溶け込んでいたかつての日本の文化が、先端技術と出会い、遊び心あふれる先端的な表現、デバイスアートが生まれました。デバイスアートは、新たなテクノロジに満ちた世界に住むということの意味を理解する手
身の回りのものが、顔のように見えることはありませんか? 「かおさがし」は、そんな顔たちと遊ぶことができる作品です。 あなたが見つけたのはどんな顔? どんな心を持っている? 最新情報 2008年9月15日 IVRC 2008にてインスタレーション部門第2位、FROM SOFTWARE賞、未来館観客賞を受賞しました。 かおさがしについて
コーンたちの六本木デビューも幕を閉じました。 よく考えると、東京での大々的な展示は初めてでした。 「コーンもう飽きた」とか言ってる場合じゃありません。 始まったばっかりだ。 「こんなの街にあったらいいよね」 「これ欲しいー」 「キャー何これーかわいいー」 などの反応を見かける度、 密かに横でニヤリ。 と同時に、この作品を実社会まで持ち上げられてないことに、モジモジです。 この感じから、既に何年経っているんだ。 まだ詳しいことは分かりませんが、 百貨店から展示のオファーを頂きました。(夢かもしれません) また別件で、コーンTシャツやコーントートバックを販売できるかもしれません。 ここ最近、テスト期間中無償にマンガを読みたくなる感覚と似た感じで、 あれやりたい、これやりたいという欲がすごいです。笑
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