パリのせい火リレーでランナーを襲撃する男性=中国のネット上で犯人捜しが行われ、米国のチベット人活動家の氏名や電話番号などが公表されたが、本人は否定し声明文を本紙に発表した 【大紀元日本4月17日】米ユタ州ソルトレークシティー在住のロブサン・ゲンダンさん(Lobsang Gendun)は現地時間4月12日、自身が一夜でインターネットサイトの「有名人」になったことに気づいた。名前、自宅住所、身分、職場の住所、自宅の地図、車の写真などがすべて何者かによってネットサイトで公開されていたのだ。この日、ゲンダンさんは、中国国内と米国現地の華人から多くの嫌がらせ電話とメールに悩まされたのである。 これらの電話とメールは、彼がチベット独立運動の暴徒と人間のクズと罵倒し、パリでの北京五輪のせいかリレーで、ランナーである中国人女性選手、身体障害者の金晶さんを襲撃した、などと非難している。 44歳のチベ