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「兜町のご意見番」と呼ばれ、28年間マスコミ向けに株式相場の解説を毎日続けた人物が今秋引退する。SMBC日興証券投資情報部部長の西広市さん(64)。昭和60年代に株価が跳ね上がったバブル時代からその後の急落、長期低迷する相場をつぶさに見てきた。現在、約15年ぶりの高値をつけ、活況を呈する株式市場を見ながら、マイクを置くその心境は―。 解説回数、通算1万7000回東京証券取引所内にある兜(カブト)記者クラブ。午前10時、午後2時に近くになると各社の経済部の記者たちがパソコンやメモ帳を持って東証近くのビルに吸い込まれていく。西さんが話す、その日の株価相場の動きを聞くためだ。1回あたりの解説時間は各20分。西さんの解説はこれまで毎日2~3回、通算回数は約1万7000回に及ぶ。 在京の新聞社、通信社、テレビ局の経済部出身者なら西さんを知らない人間はおそらくいない。毎日株式相場の動きを解説してくれる
(ブルームバーグ):日本銀行の岩田規久男副総裁は27日午前、札幌市内で講演し、2%の物価目標の早期実現の公約や異次元緩和について、「皆が株が上がると予想すれば、今、株が上がる」ことを例に挙げて、予想が自己実現することにその狙いがある、との見解を示した。 岩田副総裁は日銀が新体制に移行した2013年以前にデフレから脱却できなかった理由について、「金融政策によってデフレは克服できるという政策当局としての信念と、その実現に向けたコミットメント、つまり、強い約束が十分でなかった」と指摘。 「言い換えると、金融政策のレジーム転換が不十分だったために、家計・企業・金融機関など民間経済主体のマインドの転換が進まなかった」と述べた。 それに続いて講演録にはないアドリブで、「人間は不思議なもので、皆がデフレを予想すると結果的にデフレになる。予想が実現してしまうことを自己実現型の持続という。デフレとイン
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