昔、講演会場でのサイン会のとき、ご夫婦連れがここぞとばかりに私に相談を持ちかけた。 「夫とは結婚してからもずっと完璧に家事を分担してきました。でも、妊娠してみて、問答無用の不平等さを感じます。どうしたって女性のほうがしんどい。妊娠だけは夫と分担できない。他のものは全部分担できるのに。どうしたらこの悔しさを解消できるでしょうか」というものだった。 見ると女性のお腹は目立つほど大きかった。夫は妻の訴えを聞きながら、なんとも居場所のないような表情をして立っていた。 私の経験では、こういう男女平等を実践するカップルに多いのが、知的好奇心旺盛で意欲的な元気な妻と、穏やかで人のよさそうな夫のカップリングだ。 女性なりによい夫婦関係を築こうと日々、一つ一つの家事に対して、あるいは、議論をする時の男女の立ち位置など(往々にして議論すると女性が折れたり、夫が放り投げたりすることが多い)、どちらかに不公平感が
歴史的な47番目の書き込み ファイル交換ソフト「Winny」を開発した金子勇被告が著作権違反の幇助に問われていた裁判で、検察側の論告求刑公判が去る7月3日に京都地裁で行われた。求刑は懲役1年。弁護側の最終弁論は9月4日に行われる予定で、おそらく年内には判決が出るとみられている。2004年9月1日に始まり、2年間にわたってこれまで合計24回開かれた公判は、いよいよ大詰めとなった。 事件の経緯を、いま一度振り返っておこう。 Winnyの開発が始まったのは、2002年4月のことだった。それまで日本国内で隆盛を誇っていたP2Pファイル共有ソフトは「WinMX」だったが、2001年秋にWinMXのユーザー2人が京都府警に逮捕されたことから、WinMXよりも匿名性が高く、警察に摘発されないようなソフトを待望する声が高まった。具体的にいえば、2ちゃんねるのdownload板に「MXの次は何なんだ」という
↑タコシエ・オンラインにて絶賛発売中!通販可能!在庫切れの際はご容赦ください。 【関連サイト】 ・純粋なココロ(旧サイト) ・世界のはて(はてなダイアリー別館) ・Twitter@Masao 【実際に抑圧されているのは『男』でも『女』でも『ゲイ』でもなく、『社会から求められるジェンダー規範に乗れない/乗りたくない人たち』ですよ!】 ・kmizusawaの日記 - 順番が違う http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060712/p1 フェミニストには、弱者男性の面倒を見てやる義理はねぇ!というご意見。激しい違和感。 確かに義理はないんだけどさ。もしフェミニズムが「ジェンダーフリー」なり「男女平等」なりをを実践しようという運動なのだとしたら、弱者男性のジェンダー問題も、当然視野に入ってくるんじゃない?っていうのが僕の考えだから*1。 いやね、僕はフェミ
「経済屋」であるCount_Basie_Bandさんのブログに、医学界に対する鋭い指摘があったので紹介します。 ■Let's smoke!(墓の中からコンニチワ) タバコを吸うと肺ガンになるという怪説が登場して随分長い年月が流れました。しかし、納得できる統計は未だに示されていません。精々、肺ガン患者には喫煙者の方が多いという程度です。 つまり「日本のガン患者の99%は水道水を飲んでいるから水道水を飲むとガンになる」という珍説と同レベルなのです。日本人の99%は水道水を飲んでいるのですからガン患者にも同じ数字が出るのは当たり前でしょう。(Commentsの5番目に臨床医学者の見解を紹介してあります。要するに「商業主義」の「擬似科学」) 私のような経済屋から見れば、先ず全人口に占める喫煙者と非喫煙者の数を把握し、その数で喫煙者の患者数と非喫煙者の患者数をそれぞれ除して比率を比較しなければ統計に
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