ブックマーク / psychodoc.eek.jp (4)

  • 新・サイコドクターあばれ旅 - 精神分裂病

    想像してみてほしい。 もし、何かの拍子に、「自分」と「そうでないもの」の区別をつけられなくなってしまったとしたら、あなたはどんなふうに感じるだろうか。 普通なら、「自分」と「そうでないもの」の区別というのは、考えるまでもないくらい当たり前のことのはず。それは、生物が生きていく上で、もっとも基的といっていいくらいの区別である。「自分」と「そうでないもの」の間は、目に見えない膜のようなもので隔てられていて、ごっちゃになるということはありえない。 私たちは、自分の手が自分の一部であり、目の前のコップが自分ではないことを知っている。今思い浮かべている考えは果たして自分の考えだろうか、と疑問を持つこともない。ところが、その見えない膜に穴があいて、「自分」と「そうでないもの」が混じってしまったとしたら。 たとえるなら、それは意識の自己免疫疾患のような状態である。 生物の体内の免疫細胞は、異物が体内に

  • サイコドクターぶらり旅 - ジェファーソン高校恋愛構造図

    ▼ ジェファーソン高校恋愛構造図 via BoingBoing まずは、右の図を見ていただきたい(クリックで拡大)。 この分子模型か何かの結晶のような図形がいったい何かというと、アメリカ中西部のとある高校(仮に「ジェファーソン高校」と呼ばれている)の全生徒の、18ヶ月にわたる恋愛または性関係を図式化したもの。青が男子生徒でピンクが女子生徒。63とか12とかいう数字は、同じパターンの関係がその数だけあることを示している。つまり、ステディなカップルが63組あったということ(まあ途中で別れたかもしれないが)。 この研究は、オハイオ州立大学のジェイムズ・ムーディー教授らによって行われたもので、まず研究者たちが、全生徒約1,000人のうち832人にインタビュー。生徒達には、過去18ヶ月間の恋愛パートナーもしくは性的なパートナーを生徒名簿の中から答えてもらった。恋愛または性的パートナーがいると答えた生

  • 「ブラックジャックによろしく」に当サイトの文章が? : サイコドクターぶらり旅

    ▼ 「ブラックジャックによろしく」に当サイトの文章が? 今日発売のモーニングより。マンガの中に次のような新聞記事が出てくるのですが。 精神科医の多くはこの病気を「自我の保てなくなる病」と表現する。それは言い換えれば「自分」と「そうでないもの」の区別が曖昧になる病気である。 私達は自分の手が自分の一部であり目の前のテレビが自分でない事を知っている。例えるなら私達の「自分」と「そうでないもの」は見えない膜のようなもので隔てられている。しかしこの病にかかるとその見えない膜に穴が開いてしまうのだ。膜に穴が開き「自分」が外へ漏れ出してしまうと周りにあるすべてのものに自分が感じられる。そしてすべての自分以外のものが暴力的に膜の中に侵入してくるようになるのだ。 テレビから聞こえてくる笑い声が自分を嘲笑っている気がする。エアコンのかすかな作動音がヒソヒソと自分の噂話をしている声に聞こえる。何かを考えようと

    maroyakasa
    maroyakasa 2005/09/02
    むー。似てるなぁ。
  • サイコドクターぶらり旅 - 美女神社 , Why I Will Never Have A Girlfriend

    ▼ 美女神社 朝霞市にて。 どういういわれがあるのか気になるのだけれど、境内にあるのは小さな祠だけで、由来を示すものは何もなかった。近くには「美女駐車場」や「美女自治会」の看板もあったので、このあたり全体が美女とよばれる地区らしい。 埼玉にはほかに戸田市に「美女木ジャンクション」で有名な「美女木」があるし、長野県飯田市にも「美女」(びじょう)という地名がある。島根県奥出雲町には「美女原」があるなど、美女地名は各地に点在している。由来はよくわからないようだけど、少なくとも「美女木」には、「京都から美女が来て住んだから」という説があるようだ。 ▼ Why I Will Never Have A Girlfriend カナダ出身で、ドイツAI研究所に勤めるトリスタン・ミラー君が冗談で書いた「オレにガールフレンドができないことの数学的証明」。というか、これは要するにドレイクの方程式の個人版ですね

    maroyakasa
    maroyakasa 2005/08/04
    これはいいね。面白い。
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