新・サイコドクターあばれ旅 - 精神分裂病

想像してみてほしい。 もし、何かの拍子に、「自分」と「そうでないもの」の区別をつけられなくなってしまったとしたら、あなたはどんなふうに感じるだろうか。 普通なら、「自分」と「そうでないもの」の区別というのは、考えるまでもないくらい当たり前のことのはず。それは、生物が生きていく上で、もっとも基本的といっていいくらいの区別である。「自分」と「そうでないもの」の間は、目に見えない膜のようなもので隔てられていて、ごっちゃになるということはありえない。 私たちは、自分の手が自分の一部であり、目の前のコップが自分ではないことを知っている。今思い浮かべている考えは果たして自分の考えだろうか、と疑問を持つこともない。ところが、その見えない膜に穴があいて、「自分」と「そうでないもの」が混じってしまったとしたら。 たとえるなら、それは意識の自己免疫疾患のような状態である。 生物の体内の免疫細胞は、異物が体内に

[abrahamcow]

統合失調症

[plpocca]

後で

[kenjeen]

妄想というのは、異常な状況の中で、人間がかろうじて「自分」を失わずに生きて行くための手段なのだ。

[mizunotori]

一番下のブクマコメント、日付が一日ズレてるじゃん…またバグかよ…/と思ったら一年前だった罠。/わかりやすい文章。

[tk1102]

かんたんで、わかりやすい。