日本財団が新型コロナウイルスの軽症患者用として建設し報道公開されたコロナ療養施設。個室型のプレハブハウスが並ぶ。左奥はレインボーブリッジ、右奥はフジテレビ=東京都品川区で2020年7月30日午後0時17分、手塚耕一郎撮影 新型コロナウイルスの軽症者を受け入れる臨時の療養施設として日本財団が建設を進めていた「災害危機サポートセンター」(東京都品川区)が完成し、30日、報道陣に公開された。 日本財団は4月、病床不足に対応するとして東京パラリンピック強化拠点の体育館「日本財団パラアリーナ」を閉鎖。体育館内をパーティションで仕切り、5月に簡易個室(100床)を設置するとともに、敷地周辺に新たに仮設住宅の整備を進めていた。 仮設住宅は1室20平方メートルで、計140室(150床)。テレビやエアコンなど家電製品も完備し、1室にベッド2台を置く「家族棟」もある。医療従事者が待機するテントも隣接し、緊急時