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SFとbookに関するmartyanのブックマーク (1)

  • 【書評】円城塔 『Self-Reference ENGINE』 / 樋口ヒロユキ 【Book Japan】

    2011/02/21 掲載 著 円城塔 早川書房 /ハヤカワ文庫 [小説] [SF・ホラー] 国内 2010.02(単行:2007.05)  版型:文庫 ISBN:415030985X 『Self-Reference ENGINE』円城塔 ★物語の複雑性の限界に挑む ふつう物語というものは、時間的な順序を追って進みます。悲劇だろうが喜劇だろうが、基的には物事が起こった順序通りに、物語は進んでいく。ミステリーの場合は犯人や動機などが隠された状態で物語が進みますが、これは叙述の順序が変わっているだけで、別に作品内の時間構造自体が乱れているわけではない。なので名探偵が登場して話の頭を説明してしまうと、基的に物語も終わる。 いっぽう、物語内の時間の構造自体が狂ってしまっている物語もあります。いわゆるタイムパラドックスものと呼ばれるのがそれです。この場合、時間の前後関係が狂ってしまっていて、し

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