人間関係の質を決める脳とこころのしくみを知って、 自分を大切にするための、 認知行動セルフ・カウンセリング。 「許してあげなさい」言うのは簡単です。自分がその立場に立つまでは。人を許すのは難しいことです。 許せない相手としてまず挙げられるのは、敵対してくる相手です。パワーハラスメントを振るう上司、足を引っ張る同僚など。そうせざるをえない相手の気持ちが解るとしても、実害があるのですから、許せません。 愛する人を奪っていった相手。昔の人は言いました。『人の恋路を邪魔するヤツは、馬に蹴られて死んじまえ』 時代が変わっても、人の喜怒哀楽は不変です。 親、パートナー、恋人。より親しい相手に「許せない」という感情を抱くこともよくあります。 この場合、許せないという感情の裏にあるのは、「あなたは私の期待に応えてくれなかった。今からでも遅くない。応えてほしい。」という思い、つまり渇愛です。 アダルトチルド