人間関係の質を決める脳とこころのしくみを知って、 自分を大切にするための、 認知行動セルフ・カウンセリング。 おそらく、完璧な家庭など、ないことでしょう。親といえども、それぞれの未熟性を抱え、それが子供たちに悪影響を及ぼすことも珍しくありません。 常に親から批判され続け、認められたり、ほめられた体験が少ないと、自分を受け入れることができません。対人関係で何か問題が生じると、自分だから嫌われる、苛められる、他の人だったら仲良くやっていかれるはずと、根拠のない思い込みをしてしまいます。 親から、常に、内気だからいけない、内向的だから悪いと言われ続けていると、それが原因だと思ってしまいますので、相手の問題点に気付きにくく、出来事を客観視できなくなります。 そこで、受け入れられる自分になろうと努力します。明るさや楽しさを装い、相手に迎合的に接することで、それは概ね成功することでしょう。 暖かい人間