ブックマーク / www.astroarts.co.jp (64)

  • 量子力学的スケールで絶えず変動する宇宙と加速膨張との関係性

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    maru624 2017/05/21
  • 『明月記』の記録などから解明、平安・鎌倉時代の連発巨大磁気嵐の発生パターン

    『明月記』などの古典籍に残されたオーロラの記述と、樹木年輪の炭素同位体比との比較などにより、平安・鎌倉時代における巨大磁気嵐の発生の詳細が明らかになった。 【2017年3月23日 国立極地研究所】 太陽活動が激しくなり大きな磁気嵐が発生すると、日のような緯度の高くない地域でもオーロラが観測されることがある。2003年10月には北海道から東北、中部地方あたりでこうした「低緯度オーロラ」が観測され、2015年3月にも北海道で低緯度オーロラが見られた。 2003年10月29日に北海道で見られたオーロラ(撮影:津田浩之さん(陸別天体観測所))。クリックで投稿画像ギャラリーのページへ 1週間のうちに何晩も緯度の低い地域でオーロラが観測される「長引く赤いオーロラ」の記録として、これまでに調査されている中で日最古のものは、鎌倉時代に藤原定家が著した『明月記』にある。1204年2月21日、京都の夜空に

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    maru624 2017/03/31
  • 2つの巨大系外惑星を発見、相互逆行惑星系の可能性

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    maru624 2017/03/16
  • 最も明るい超新星の正体は、ブラックホールに飲み込まれた星かもしれない

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    maru624 2016/12/23
  • 身元も原因も不明、超高速連星を初めて発見

    天の川銀河から脱出できるほどの高速で移動している連星が見つかった。同様の速度を持つ、天の川銀河から遠ざかる単独の星は25個ほど知られているが、離れた連星が発見されたのは初めてのことだ。 【2016年4月15日 W.M. Keck Observatory】 かみのけ座の方向に位置するPB3877は、2011年にスローン・デジタル・スカイサーベイのデータから見つかった天体で、当初は高温で超高速のコンパクトな星として報告された。 独・フリードリヒ・アレクサンダー大学のPéter Némethさんたちの研究チームがハワイのケック10m望遠鏡とヨーロッパ南天天文台の大型望遠鏡VLTでこの星を分光観測したところ、低温の伴星の存在が示され、PB3877が超高速の離れた連星らしいことが明らかになった。表面温度が太陽の5倍以上で質量が太陽の約半分の星と、太陽より1000度ほど温度が低く太陽の約0.7倍の質量

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    maru624 2016/04/18
  • 重力波を発生させたブラックホール連星のなぞ

    偉大な科学の発見の後には、多くの新たな疑問がつきものだ。ブラックホール同士の合体によって生じた重力波が検出されたという発表以降、研究者は今回の重力波の検出が何を意味するのかなど、あれこれ考え始めている。とくに、太陽質量の30倍前後のブラックホールの作られ方が問題だ。 【2016年2月19日 The Conversation】 先日11日、米国の重力波検出器「LIGO」が世界初の重力波直接検出に成功したことが発表された(参照:「アインシュタインの予測から100年、重力波を直接検出」)。この重力波は、太陽36個分と29個分の質量を持つブラックホール同士の合体によって生じたものとみられている。この質量は重力波の周波数から見積もられた値だが、こうした質量を持つブラックホールがどうやって作られるのかは、はっきりしていない。 ブラックホールは大質量星が超新星爆発を起こした後に誕生するが、天の川銀河内に

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    maru624 2016/03/23
  • 太陽とはまったく異なる、小さく冷たい怪物天体

    太陽の10分の1以下の質量しかない暗く冷たい赤色矮星に、驚くほど強力な磁場が見つかった。この星からの放射は太陽の1万倍も強く、近くに惑星があったとしたら、星の強烈なフレア活動によって荷電粒子が絶えず降り注ぐ過酷な世界だという。 【2015年12月4日 アルマ望遠鏡】 うしかい座の方向35光年の距離に位置する赤色矮星「TVLM 513-46546」は、質量が太陽の10%しかない非常に小さく冷たい星で、水素が核融合して輝く「星」と核融合していない褐色矮星のちょうど境界線に分類される天体である。また、自転周期がわずか2時間(太陽の場合は赤道付近で約25日)という特徴もある。 赤色矮星「TVLM 513-46546」の想像図(提供:Dana Berry (NRAO/AUI/NSF) / SkyWorks) アメリカ国立電波天文台のカール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)による以前の観測

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    maru624 2015/12/08
  • 地球は先駆者、生命に適した惑星9割の誕生はこれから

    ハッブル宇宙望遠鏡と系外惑星探査衛星「ケプラー」などの観測データを基にした最新の理論研究から、生命が存在しうる惑星のうち9割以上はまだ作られていないという見積もりが発表された。46億年前に誕生した地球は、かなりの先駆者ということになる。 【2015年10月23日 HubbleSite】 ハッブル宇宙望遠鏡(HST)などの観測データによって、100億年前の宇宙では現在よりも速いペースで星が作られていたことがわかっているが、当時使われた星の材料となる水素やヘリウムは全体量から比べるとわずかで、宇宙にはまだ多くの材料が残されている。したがって、未来の宇宙ではこれからも多くの恒星や惑星が誕生する。 一方、「ケプラー」による観測データを基にした見積もりでは、天の川銀河内に10億個もの地球サイズの天体が存在し、そのうちの相当数が岩石惑星であると推測されている。現在観測可能な銀河が1000億個以上あるこ

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    maru624 2015/10/30
  • 宇宙は誕生5.5億年後に再電離 従来の説より1億年遅く

    欧州の天文衛星「プランク」の観測により、宇宙の再電離が起こったのは宇宙誕生から5.5億年後であることがわかった。これまで考えられていたよりも1億年遅い時期となる。 【2015年2月9日 ヨーロッパ宇宙機関】 生まれたばかりの宇宙は電子や陽子やニュートリノが密集して飛び交う高温のスープのような場所だったが、誕生から38万年後、宇宙が膨張して冷えるにしたがって電子と陽子が結びつき中性水素が作られた。空間を通り抜けられるようになった「宇宙最初の光」が放たれ、これが現在の空に広がる「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)として観測されている。 欧州の天文衛星「プランク」による観測から、このCMBに刻まれた原始宇宙のさまざまな出来事が明らかにされている。その1つとして今回、宇宙の再電離と呼ばれる現象が宇宙誕生から5.5億年後に起こっていたことがわかった。宇宙で最初の星々の光によって中性ガスが電離され、自

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    maru624 2015/05/05
  • 差し渡し13億光年、宇宙最大の構造

    ハワイの「パンスターズ1望遠鏡」と赤外線天文衛星「WISE」の観測データから、銀河密度が異常に低い、差し渡し13億光年という巨大な領域「スーパーボイド」が発見された。この発見により、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)中にある冷たい大きな領域「コールドスポット」の存在について説明がつきそうだという。 【2015年4月23日 RAS】 ビッグバンのなごりである宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の全天マップ中に、冷たい大きな領域「コールドスポット(Cold Spot)」が発見されたのは2004年のことだ。初期宇宙には、さまざまな大きさの暖かかったり冷たかったりするスポットの存在が物理的に予測されるが、発見されたのは予想以上に冷たく巨大なものだった。最新の研究によって、そのコールドスポットの存在が説明できるかもしれない。 CMBマップ中に示したエリダヌス座方向にあるコールドスポット(右下の楕円)。コー

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    maru624 2015/05/05
    いい話
  • 矮小銀河からガンマ線、ダークマター粒子対消滅の証拠の可能性

    最近発見された天の川銀河の伴銀河の1つである「レチクル座2」から、ガンマ線が初めて検出された。このガンマ線は、長い間理論的に予測されてきたダークマター粒子の対消滅の証拠ではないかと考えられている。 【2015年3月13日 Brown University】 レチクル座2(Reticulum 2)は数週間前に発見されたばかりの、天の川銀河の周りを回る矮小銀河だ。太陽系から9万8000光年彼方に位置し(大小マゼラン雲よりも近い)、天の川銀河に最も近い銀河の1つである。 米・カーネギーメロン大学などの研究者がレチクル座2の観測データを分析したところ、ガンマ線が放射されているらしいことがわかった。その時点では起源ははっきりしていなかったが、その後同大学のAlex Geringer-SamethさんとMatthew Walkerさん、米・ブラウン大学のSavvas Koushiappasさんの3人に

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    maru624 2015/03/20
  • アストロアーツ ウェブサイト20周年

    2015年3月で、アストロアーツのウェブサイトは開設から20周年を迎えました。ここに感謝を申し上げますとともに、この20年を簡単に振り返ります。 アストロアーツ ウェブサイトが初めて公開されたのは1995年3月のことです。 当時のページは、ニュースもオンラインショップもない、とてもシンプルなものでした。それでも天文現象ガイドで毎日の天文現象を調べたり、日付や時間を入力すれば自動的に星図を生成して表示する機能、それにギャラリーでは惑星や星雲・星団の画像も楽しめるという当時としては非常に画期的なものだと思っていたものです。 このころの天文界では、シューメーカー・レヴィ彗星が木星に衝突して大きな話題になり、またヘール・ボップ彗星が発見されて巨大彗星の到来が予告されました。 宇宙開発では、スペースシャトル「エンデバー」がハッブル宇宙望遠鏡を修理し、日人初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんがスペースシ

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    maru624 2015/03/04
  • 地球生物の大量絶滅、銀河内のダークマターも影響?

    6600万年前の恐竜絶滅など過去の地球における大変動は、太陽系が3000万年ごとに銀河円盤面を通過することが関連しているかもしれない。米大学の生物学者が、銀河円盤のダークマターが地球に及ぼす影響について検証した。 【2015年2月20日 Royal Astronomical Society】 私たちがいる太陽系は、天の川銀河の中心部の周りを約2.5億年周期で回っている。その軌道は、星やガスや塵が密集した円盤面に対して上下方向に揺れ動いており、およそ3000万年ごとに円盤を通過する。 米・ニューヨーク大学生物学部のMichael Rampinoさんによれば、この円盤通過の時期が、地球の活動やそこに生きる生物の大量絶滅と関連する可能性があるという。これらの事象にもおよそ3000万年の周期性が指摘されており、円盤通過が地球に及ぼす影響を検証した結果によるものだ。 銀河円盤を太陽系が通過すると、太

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    maru624 2015/02/27
  • 7万年前に大接近、オールト雲まで迫った「ショルツ星」

    【2015年2月20日 ロチェスター大学】 2013年末にドイツのRalf-Dieter Scholzさんが、いっかくじゅう座の方向20光年彼方にある暗い赤色矮星を発見した。「ショルツ星」と名付けられたこの星は見かけの動きがひじょうに遅く、太陽系から遠ざかる動きが速いことから、米・ロチェスター大学のEric Mamajekさんらがその軌道を詳しく調べたところ、7万年前に太陽からわずか0.8光年(8兆km)のところを通過していたことがわかった。現在太陽系から最も近い恒星は4.2光年彼方のプロキシマケンタウリ(リギルケンタウルスC)で、その5分の1の距離ということになる。 ショルツ星の想像イラスト。太陽の0.08倍の重さの暗い赤色矮星で、褐色矮星(手前)を伴星に持つ(提供:Michael Osadciw/University of Rochester) 1万通りの軌道を計算したシミュレーション

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    maru624 2015/02/27
  • 珍しい発見、孤立した矮小楕円銀河

    私たちの天の川銀河が属する局部銀河群の中に、古い星から成る小さな銀河が新たに見つかった。「矮小楕円銀河」としては珍しく独立した存在で、多くの未知の銀河が存在する可能性をかいま見せている。 【2014年12月22日 Royal Astronomical Society】 私たちの太陽系がある天の川銀河は、アンドロメダ座大銀河(M31)ほか大小50以上の銀河が集まる「局部銀河群」に属している。Igor Karachentsevさん(特別宇宙物理学天文台)ら米ロ研究チームが、この局部銀河群に属する銀河をハッブル望遠鏡で新たに発見した。 ハッブル宇宙望遠鏡でとらえた矮小楕円銀河KKs 3のネガ画像。画像上部で並んで見える2つの天体のうち右側が銀河中心部(左側は手前に位置する無関係の星団)で、その周囲に星々が広がる(提供:D. Makarov) この銀河「Kks 3」は南天のみずへび座の方向700万

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    maru624 2014/12/23
  • チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星、地球と異なる水の起源

    欧州探査機「ロゼッタ」の観測により、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の水が地球のものとは異なることがわかった。地球の水がどこから運ばれてきたか、その起源に関して新たな議論を呼び起こしそうだ。 【2014年12月12日 ヨーロッパ宇宙機関】 46億年前に生まれたころの地球はひじょうに高温で、水が存在したとしてもすべて蒸発してしまったと考えられている。現在地表を広く覆う海の水は、冷えた後の地球に衝突した彗星や小惑星などの小天体がもたらしたという説が有力だ。ただし、彗星と小惑星のどちらが主な水の供給源だったかといった詳しいことはよくわかっていない。 その問題に大きな手がかりをもたらしてくれると期待されるのが、今年8月からチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P:以降CG彗星)の観測を行っている探査機「ロゼッタ」(ヨーロッパ宇宙機関)だ。CG彗星から噴き出す水のデータを分析したところ、地球の水と大きく

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    maru624 2014/12/13
  • 銀河中心ブラックホールの自転軸、宇宙の巨大網に沿う傾向

    欧州研究者らの観測から、明るい銀河の中心ブラックホールの自転軸の方向が、宇宙に広がる巨大な網の目構造に沿う傾向が見つかった。宇宙の進化プロセスを探るうえで重要なヒントになりそうだ。 【2014年11月21日 ヨーロッパ南天天文台】 ベルギー・リエージュ大学のDamien Hutsemékersさんらが南米チリの超大型望遠鏡「VLT」を用いて行った観測研究から、数十億光年を隔てて位置するクエーサー93個の自転軸の向きが揃っていることがわかった。クエーサーとは、遠方銀河の中心核にある巨大質量ブラックホールがひじょうに明るく光る天体だ。重力で集まった物質が渦巻く円盤は超高温となり、ブラックホールの自転軸に沿ってジェットを噴き出す。研究では自転軸やジェットそのものを直接見たわけではなく、それぞれのクエーサーの偏光(光の振動の向き)などから円盤の角度、ひいては自転軸の向きを把握した。 チームはさらに

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    maru624 2014/11/21
  • 彗星表面の直接探査に成功 大任果たしフィラエ冬眠

    チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の表面に着陸した「フィラエ」が観測データの取得・送信に成功し、日照不足による冬眠モードに入った。 【2014年11月17日 ヨーロッパ宇宙機関 (1)/(2)】 彗星探査機「ロゼッタ」からチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)の表面に投下された着陸機「フィラエ」は、当初予定されていた着地点からバウンドして、およそ1km離れた日陰の多い場所に留まっていることが判明した。予定通りの地点に着陸することができていれば、彗星の自転周期である12時間のうち7時間の日照が得られるはずだったが、現在地では1時間半しか太陽光が当たらず、太陽電池パネルによる発電量がじゅうぶん確保できない。 1次バッテリーの電力が尽きるまでの時間との戦いの中、表面付近のガスや地表物質のデータ取得が休みなく行われた。不安定な機体がひっくり返るリスクを承知で行ったサンプル採取用ドリルの稼働や、太陽光

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    maru624 2014/11/17
  • 有志プロジェクトの目で見つけた、1年が不規則な系外惑星

    機械的には検出が難しい、不規則な公転周期の系外惑星を、有志プロジェクトが人間の目で見つけた。他の惑星の性質もわかるなど、この発見は惑星系全体を知る大きな手がかりとなっている。 【2014年11月11日 Yale University】 米・イェール大学と有志プロジェクトの協力により、公転周期が不規則な惑星が見つかった。はくちょう座の方向2300光年彼方にあるこの「PH3c」は、水素とヘリウムのガスで覆われた軽い星とみられる。主星の周りをおよそ66日周期で回っているが、他の惑星の重力の影響で10周回の間に周期が10.5時間も変動するというとても不規則な公転周期を持つ。こうした惑星は、主星の手前を通過する時に定期的に起こるわずかな減光(トランジット)からその存在を知るのは難しいが、同大学と連携する有志プロジェクト「プラネットハンター」(Planet Hunters)の参加者が手動で発見すること

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    maru624 2014/11/11
  • 赤外線背景放射の「ゆらぎ」が示す、大量の未知の星

    観測ロケットに搭載されたカメラの赤外線画像から、宇宙背景放射に未知の「ゆらぎ」が見つかった。この模様はこれまでに見つかっている星や銀河などの放射だけでは説明がつかないもので、例えば他の銀河の周囲に大量に存在する暗い星など、未知の赤外線光源が大量に存在することを示している。 【2014年11月10日 JAXA宇宙科学研究所】 「宇宙背景放射」とは、既知の星や銀河などがない背景領域の明るさのことだ。近赤外線の波長域で見た背景放射には、私たちがいる太陽系や天の川銀河内外に由来する放射が含まれている。 JAXA宇宙科学研究所と東北大学などの国際研究グループでは、観測ロケットで大気圏外に打ち上げたカメラで2つの波長(1.1μmと1.6μm)の赤外線観測を行う「CIBER実験」を2009年から行っている。今回、2010年と2012年の観測画像から宇宙赤外線背景放射に未知の「まだら模様」が見つかった。

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    maru624 2014/11/10