伝説の音楽ゲーム『ビートマニア』の作曲・企画者にして、スマートフォンアプリ『斉藤さん』(約930万DL)を仕掛けた人物―それがユードーの南雲玲生氏だ。同氏は「誰も追いつけないくらいエッジの効いたことをやる」と語る。その企画はどのようにして生まれるのか。奇抜かつ独創的な南雲流の企画術を紐解く。 ▼ユードー南雲玲生氏のインタビュー第1弾 中毒者を生み出す。ビートマニアの父にして、930万DLアプリの仕掛け人『南雲玲生』の発想。 時代、そしてメディアを超える企画の方法論とは? 南雲玲生は「直感を大事にするアーティスト性」と「鋭いマーケット感覚」を併せ持つ希有なクリエイターといえるかもしれない。 大手ゲームメーカー在籍時代には音楽ゲームの元祖『ビートマニア』を生み出した。その後、自身が代表を務めるユードーでは、無料テレビ電話アプリ『斉藤さん』をつくり、約930万ダウンロードを達成。全く異なるジャン