(CNN) オーストラリア南西部のパース市で走行中の電車の最後尾車両の背面部で男が車両下部の狭い出っ張り部分に立ち、ワイパーをつかみながら「乗車」する騒ぎがこのほどあった。 電車は当時、時速約110キロで走行していたという。この曲芸まがいの危険な乗車は4分間続いたとみられる。 近くの道路を走っていた車の運転手がこの男に気付き、びっくりしながらもその模様をビデオに収め、地元テレビ局が放送した。男がへばりついていた車両の背面部は窓となっており、手でつかめるものはワイパーしかなかったという。 男は23歳で、電車の次の駅で逮捕された。豪州の公共輸送行政当局によると、不法侵入の罪に問われる見通し。