新型コロナウイルスへの感染が確認された香港の男性が乗船していた日本発着のクルーズ船が、周遊を終えて3日夜、横浜港に入港する予定です。厚生労働省は男性と接触した人の特定を進めるとともに、乗客の検疫など、水際対策を徹底することにしています。 男性は先月17日に飛行機で東京に到着したあと、20日に横浜港からクルーズ船に乗船し、22日に鹿児島を経て、25日に香港で下船したということです。この男性が鹿児島で上陸したかはわからないということです。 男性は船に乗り込む前日の19日から、せきが出始め、帰国後の30日に発熱の症状が出たため、現地で検査を受け、今月1日に感染が確認されました。 運航会社によりますと、このクルーズ船は「ダイヤモンド・プリンセス」で、香港のあと、ベトナムや台湾に加え、今月1日には沖縄県の那覇港にも立ち寄ったということです。そして3日夜、横浜港に入港する予定です。 厚生労働省は船内で