米国家安全保障会議(NSC)のカービー報道官=1月31日、米ワシントンDCのホワイトハウス/Mandel Ngan/AFP/Getty Images ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスは15日、下院情報委員会の委員長が警告した国家安全保障上の脅威について確認した。前日に発せられたこの警告は、「ロシアが開発中の対衛星システム」に関するもの。一方でこれが米国に危険をもたらすとの懸念については鎮静化を図った。 国家安全保障会議(NSC)のカービー報道官は当該のシステムについて、実際に配備され、稼働しているものではないと説明。こうしたシステムを追求するロシアの姿勢は問題だとしつつ、現時点で直ちに誰かの安全を脅かすことはないと強調した。 前日には下院情報委員会のマイク・ターナー委員長(共和、オハイオ州選出)が、「深刻な国家安全保障上の脅威に関する情報」を入手したとする声明を発表し、物議を醸してい