背部痛は気になる痛みが続くため、鬱陶しくて気持ちも落ち込ませます。 施術理論が理解できていませんと、施術効果が上がりにくい症状でもあります。 そこで、背部痛の整理と考察をしてみました。 1)脊椎の動きを回復させる。 神経と筋は密接な関係にあり、互いに影響を及ぼし合います。 神経の働きが低下すると、その支配下にある「皮膚」「筋」「内臓」に影響が出ます。 そこでどんな症状であっても、まずは脊柱周辺の筋・靱帯・骨膜などをチェックして硬さや動きの悪さを感じたらそれを回復させる事が第一選択肢です。 2)横隔膜のチェックと施術 横隔膜は全身の内圧をコントロールしている器官で、痛みやコリを改善する為には必ずチェックしておく重要部位です。 横隔膜の重要性についてはこちらをご覧下さい⇒ 3)上背部・肩甲骨内側に痛みを生じさせるトリガーポイント 上背部及び肩甲骨内側に痛みを生じさせる代表的な筋とトリガーポイン