マーケティングなんてカンタンだ! 間違いがちなフレームワークを総点検:SWOT分析(1/4 ページ) 筆者の独断と偏見から言い切ってしまうと、「下手なSWOTやらぬが花」である。安易に使ってはいけない。前回取り上げた3C分析をしっかりやる方が遙かに正しい分析ができる。しかし、それでもSWOTが勝っている点もある。それは、正しく用いれば分析結果として「戦略の方向性」がはっきり見えてくることだ。 【目的】 自社の戦略の方向性を明確化すること。 【ゴール】 外部環境の機会・脅威を洗い出し、そこで生かすべき自社の強みと克服すべき弱みをメッセージ化して、誰にでも「戦略の方向性」が理解できるようにすること。 【基本構造】(図1) 内部環境=Strength(強み)/Weakness(弱み)・外部環境=Opportunity(機会)/Threat(脅威)の4要素(頭文字を取ってSWOT)。 関連記事 フ