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2017年2月2日のブックマーク (3件)

  • ここが大変だよ、JavaのGC/メモリ管理

    Webシステムを安定稼働させるには、考慮しなければならないことは数々存在する。システムの適切なサイジングを行うことも、その1つだ。 今回は、その中でもJavaVMのメモリのサイジング(見積もり)とGC(ガベージ・コレクション)に着目して説明する。 現象の見え方 今回は、以下の問題についての話だ。 メモリサイジングをミスした場合、業務ピーク時のGCの多発や長期化からこの現象に陥る場合がある。CPU利用率が100%に張り付いて性能が出ない場合は、GCが原因かを疑う必要がある。その場合、まずはGCログを参照し、GCの処理時間や発生頻度から1分ごとのGC処理の占有率を確認してみるとよい。 占有率が大きい場合、アプリケーションの処理やメモリのサイジングを見直す必要がある。以降では、GCを考慮したメモリのサイジングについて説明する。 JavaVMのメモリ空間はどうなっているのか 初めに、Cosmine

    ここが大変だよ、JavaのGC/メモリ管理
  • 最強のJVMチューニング・ツール: GCログを可視化するGCViewerとリモート接続でプロファイリング可能なVisualVM

    まずは倍率を1000倍から5000倍に上げます。 Data Panelも一旦非表示にします。 さて、これを見ると、使用済みヒープと使用済みNew領域は比例しつつ一定の間隔で上下しています。 ここからは特異点は見えないので、一旦非表示にします。 イニシャル・マークレベル(黄色の線)も一定で、分析対象としづらいので非表示にします。 すっきりして少し見やすくなりました。 ここから、 最も時間がかかっているのはイニシャル・マーク イニシャル・マークは1分間に2回程度発生している ということが読み取れます。 イニシャル・マーク では、そもそも、コンカレントGCにおけるイニシャル・マークとは何なのでしょうか。 OracleのドキュメントのReviewing GC with the CMSによると、New領域から参照されているオブジェクトをマークするのだと。 Stop the Worldを伴い、マイナー

  • JAVAヒープサイズ・GCチューニングのまとめ

    システム開発に役立ちそうな情報を日々メモしています。世の中の開発現場が少しでも平和になることを祈ります。 ■ 前提条件 ----------------------------------------------- JVMは、Sun Java (JDK 1.5-1.6)を想定。 ■ 目標 ----------------------------------------------- ・マイナーGC、フル GCがそれぞれ頻発しないこと。 ・フル GCの実行時間が1秒未満であること。 ・マイナーGCの実行時間が0.1秒未満であること。 ・連続した負荷状態(想定されるピークアクセス)でもOutOfMemoryErrorが発生しないこと。 ・理想的な状態は、上記に加えて、フル GCの発生が低頻度であること。 具体的には、できるだけマイナーGCで短命オブジェクト(1回使ったらもう使わないようなオブジ