ソフトウェアエンジニアにとって、ユニットテストは重要です。僕はなるべくユニットテストを書くようにしており、ソフトウェアエンジニアはもっとユニットテストを書くべきだ、と考えています。ここで言及している「ユニットテスト」は、単なる「テストコードによる自動化」全体を指すのではなく、「テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発」で登場した用語である「Sテスト」を指します。 「テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発」では、テストコードが対象とするプロダクションコード(製品コード)の規模、S、M、Lとサイズごとに分類しています。 「Sテスト」とは、テスト対象のクラスのみを対象にしたテストを行うことを目的としています。テスト対象以外のクラスの処理は、積極的にモックを多用することで、テスト対象のクラスの振る舞いを確認します。 Sテストは主に品質向上に寄与すると「テストから見えてくるグーグルのソ
最近まで知らなかったのですが、さかな検定(通称ととけん)という検定試験があり、すでに6回実施されているのだそうです。ご推察の通り、さかなクンさんが一枚噛んでいらっしゃるようです。 さて、さいきん仕事でテストを全く書かないチームにジョインしたのですが、やはりこのままではつらい未来しか見えないため、なんとかテストを書くチームに変えていこうとテストをバリバリ書く先輩と一緒に活動を始めつつあります。 ところがいざテストを書くモチベーションを話そうとしてみると、19歳でTDDに出会い初配属部署も「テストは呼吸であり」「テストは義務教育であり」「テスト書けて初めて法の下の平等と基本的人権が主張できる」環境で過ごしてきた今になって言葉に集めるのも骨が折れそうだったので、ちょうど見つけた短めでわかりやすい英語記事を紹介することにしました。 今回はそれを和訳したものを紹介します。 この度翻訳した記事はこちら
「Lean XP」「アジャイル支援コーチ」――Yahoo! JAPANにおける高品質なサービスを提供するための取り組み【デブサミ2017】 【16-A-4】市場で勝ち続けるための品質とテストの技術 アジャイル開発におけるテスト自動化を自発的に行わせるためのアプローチ 講演資料:市場で勝ち続けるための品質とテストの技術(伊藤氏) ヤフー株式会社 システム統括本部 技術支援本部 / 黒帯 アジャイル開発プロセス DevLOVE 伊藤宏幸氏 セッションの第2部のメインテーマは「テスト自動化」で、伊藤宏幸氏が社内コーチとして行った現場支援の事例をベースに語られた。 昨今「Time to Market」の短縮が要望されているが、同時に品質の維持も求められている。となると「テスト自動化は製品開発の必須要素」である。 ただ、テストの自動化自体が難しいイメージを持たれている。現場からは「どう実施すればいい
アジャイル開発での何度も行われるプロダクトリリース アジャイル開発は早いサイクルが回っているチームでは1週間のうちに何度もリリースを行います。 リリースを何度も行うメリットは 開発中も常に動く状態のアプリケーションが確認できること 壊れたときにすぐに気がつけること 変更箇所を他の人もすぐ取り込むことが出来ること マネージャや顧客に対して常に進捗をデモという形で見せれること 他にも色々 このようなものがあります。 そもそもビッグバンリリースはテストも大変ですし、問題が起こったときに、どの箇所に問題があるかを調査する範囲を調べることが大変です。 バグの修正に掛かる時間の大半を占めるのがバグの調査時間になります。 半日以上かかって調査ししたバグが、1行のコード修正で終わってしまうこともよくあります。 細かくリリースをすることで、壊れた場合にそのコミットの変更の中におかしなところがあったと気がつく
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