毎月29日は➀薬王菩薩、➁苗鹿大明神の縁日です。 ➀薬王菩薩 やくおうぼさつ 薬王菩薩(やくおうぼさつ)とは、仏教で信仰される菩薩の一尊。薬上菩薩とともに釈迦如来の脇侍として付き従う。また阿弥陀如来の二十五菩薩にも数えられる。 薬上菩薩とは兄弟であったとされ、人々に薬を与えた功徳により双方が菩薩になる事が出来たという。 一般的には薬壷と薬草を手に持つ姿で現される。 ◆法華経 法華経・薬王菩薩本事品では、薬王菩薩の前世は、一切衆生喜見菩薩といい日月浄明徳如来(仏)の弟子だった。この仏より法華経を聴き、楽(ねが)って苦行し、現一切色身三昧を得て、歓喜して仏を供養し、ついに自ら香を飲み、身体に香油を塗り焼身した。 諸仏は讃嘆し、その身は1200歳まで燃えたという。命終して後、また同じ日月浄明徳如来の国に生じ、浄徳王の子に化生して大王を教化した。再びその仏を供養せんとしたところ、仏が今夜に般涅槃す