12月7日のJ1リーグの最終節。後半終了間際にピッチに送り出された福田湧矢はアウェイの埼玉スタジアムで、待望のJ1初ゴールを叩き込んだ。 有終の美を飾る形で、プロ2年目のラストマッチを終えた20歳のアタッカーは、初ゴールから3日後、シーズンオフの過ごし方をこう話していた。 「オフもとにかく動きます。実家の近くの公園で弟たちと一緒にね」 今や堂々たるプロ選手ではあるが、どこかサッカー小僧の面影も残している福田らしいプランだったが、このとき嬉しいサプライズが彼を待っていることは知るよしもなかった。 年の瀬の28日に行われるキリンチャレンジカップU-22ジャマイカ代表戦に、追加招集で名を連ねたのだ。 高校サッカー界の雄、東福岡高校で10番を背負いその名を轟かせていた福田だが、世代別代表への招集は初。ごくありふれた公園で自主トレに励むつもりだったJリーガーを待っていたのは、東京五輪を目指す同世代の
![J3から這い上がったガンバ福田湧矢。東福岡の先輩・宮原裕司の金言とは。(下薗昌記)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f9033769babfe7bf789f490dc285e4165194a333/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2Fc%2F-%2Fimg_cc94fda272caf7ca9f71b5e6d17f1058171457.jpg)