サッカー日本代表がW杯アジア最終予選でオーストラリアを破り、本大会出場を決めた。 試合は完勝といえる内容で、采配を振るったハリルホジッチ監督以下、出場した選手全員がいい働きをしたが、ヒーローとして注目されたのは、先制ゴールを決めた浅野拓磨(シュツットガルト)と勝利を決定づける2点目をあげた井手口陽介(ガンバ大阪)だ。 試合後は、このふたりのプレーを称賛する記事がネットにアップされたが、興味深かったのは井手口に対する反応。「見つかってしまった」(多くは関西弁の“見つかってもうた”といった表現)というコメントが相次いだのだ。 コメントを寄せたのはガンバ大阪のサポーターをはじめとするJリーグのコアなファンだろう。この「見つかってもうた」というコメントほど、井手口陽介という選手と彼のプレーを見てきたファンの心情を的確に表すものはない。 ● ガンバ大阪アカデミー出身 宇佐美が「怪物」と呼んだ男 井手
[6.19 コンフェデレーションズ杯A組 日本3-4イタリア レシフェ] 明らかな変化があった。消極的なプレーに終始し、日本らしさを発揮することなく90分間を終えた15日のブラジル戦(0-3)から中3日。結果こそ3−4の惜敗でグループリーグ敗退も決まったが、試合内容ではイタリアを上回り、あと一歩のところまで追い詰める日本代表の姿があった。 高い位置からの積極果敢なプレッシャー、鮮やかなボール回し、リスクを冒してゴールに迫る勇気。日本のサッカーが観る者を魅了し、観衆の心をつかんだ。試合後、スタジアムから起こったのは敗者を称える「日本コール」。マン・オブ・ザ・マッチにもMF香川真司が選ばれた。 チームにいったい何が起きたのか。試合後のミックスゾーンでMF長谷部誠(ボルフスブルク)が詳細に明かしてくれた。ブラジル戦から2日後の17日。「監督が話したいと言ってきた」と、アルベルト・ザッケロー
ドイツ最大のクラブ、バイエルンで1シーズンを戦い終え、来季からホッフェンハイムでプレーすることになったU-23日本代表MF宇佐美貴史。バイエルンでの2011-12シーズンは出場機会に恵まれなかったものの、日本人選手として初めてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝でベンチ入りを果たすなど、確かな足跡を残した。U-23日本代表の一員として臨んだ5月のトゥーロン国際大会では2得点1アシストを記録し、成長した姿を見せた。「日本の至宝」とまで言われた20歳がドイツで得たもの、ロンドン五輪に向けた意気込みを語った。 ―トゥーロンでの活躍はすごかったですね。 「はい。良かったですよ」 ―『見たか』という感じですか? 「そうですね(笑)。1年間バイエルンでやって、『どれだけのモノになったんや』という感じで見られていたと思うし、アピールする最後の機会で結果を残せたのは良かったですね」 ―大
29日、日本代表と「Jリーグ TEAM AS ONE」(Jリーグ選抜)による「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」の一戦が行なわれ、日本代表が2対1で勝利した。しかし、Jリーグ選抜もFW三浦知良がゴールを挙げるなど、4万人を超える観客を盛り上げた。以下、試合後のJリーグ選抜FW三浦知良(横浜FC)のコメント。 ●三浦知良コメント 「点を取りたいという気持ちを強くすると固くなるので、チャンスがきたら落ち着いてやろうと思っていた。前半からサポーターがカズコールをやってくれていたのは分かっていたし、期待されているのも分かっていたので、それに応えてゴールを決められて、一つになれてよかった」 Q:あの1点で被災者に勇気とメッセージが送れたのでは? 「自分は年齢的なことは言いたくないが、どこに行っても44歳のことは言われる。苦しんでいる人たちにも諦めて欲しく
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