NECエレクトロニクスは,8ビットのプロセサを行列状に並べた「STP(Stream Transpose)エンジン」を搭載したASSP(application specific standard product)と,カスタムLSI(ASIC)を発表した(ニュース・リリース)。前者は「XBridge」と名づけて,向こう1年以内に製品として市場に投入する計画である。後者は2007年11月にソニーが発表した業務用ビデオ・カメラなどに搭載されている。 STPエンジンは,同社の動的再構成可能な(ダイナミック・レコンフィギュラブル・)ハードウェア(プロセサ・アレイ)の「DRP(Dynamic Reconfigurable Processor)」をベースに開発した。DRPに限らず,動的再構成可能なプロセサ・アレイは「面白いアイデア」として注目を集めた時期があった。しかし,実際のチップにどのように適用したら
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