★★★に関するmaruyama_kanのブックマーク (34)

  • 3月11日以降の世界 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    3月11日、午後2時46分。10日前のこの時点を境に日は大きく姿を変えてしまった。大地震と巨大津波が東北の人々を襲い未曾有の人命が失われ、同時に発生した福島第一原子力発電所における大事故は、現在も進行中であり、日ばかりか世界中の人々をも震撼させている。 この国が天災に襲われたのは今回だけのことではない、ここ数十年を振り返っても、日の国土は繰り返し地震や洪水に見舞われてきたが、その対応力と高度な技術力により、「安全、安心」な国という「ブランド・イメージ」を世界に向けて発信してきた。しかし、今、そのイメージが根底から揺らぎ日から世界中の人々が逃げ出している。 今回の災害によりこれまでとは一体何が違ってしまったのか?東北関東大震災が発生してから、ずっと考えてきたのはそのことだ。 今回の災害を解説する学者たちの弁によれば、1万年に一度のM9.0の巨大地震が発生し、千年に一度の大津波が東北の

    3月11日以降の世界 - カトラー:katolerのマーケティング言論
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    maruyama_kan 2011/03/21
    エネルギー消費社会が変わらざるを得ないことは確かだ。CO2と石油に限界、そして、原子力も限界。
  • 仕事なんて楽しいワケがない! プロは客に尽くして喜ぶものでしょ 第74回:日産自動車 GT-R【開発者編】その2:日経ビジネスオンライン

    みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。 いやはや大変な寒さでございますね。山からはチラホラと雪便りが……どころじゃなくて、連日連夜大雪のニュースが届いています。豪雪でお悩みの方には大変申し訳がないのですが、この盛大な降雪はスキーヤーの私にとって実にめでたいことです。今シーズンは春まで心おきなく楽しめそう。私はこの週末から白馬で遅めのシーズンインとなります。今年もバンバン滑りますよ。 クルマとジョギングに加えてスキーの記事を書くのはどうかなぁ……。え?そんなの書いても読者は喜ばない?日経ビジネスオンラインの読者諸兄は、ガチでスキーを楽しんでこられた世代だと思うのですがいかがでしょう。みなさま最近スキーには行っておられますか? さて、今回も先週に引き続き盛大に参りましょう。“スキーにも行けるスーパーカー”日産自動車「GT-R」の開発責任者、水野和敏氏の新春大放談第2弾で

    仕事なんて楽しいワケがない! プロは客に尽くして喜ぶものでしょ 第74回:日産自動車 GT-R【開発者編】その2:日経ビジネスオンライン
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    maruyama_kan 2011/01/15
    客の喜ぶ姿を見る・見せるべきだ、には全く同意。最終的な喜び要因は人によって違うだろうが、途中はしんどく苦しい頑張りは確かに必要だろう。スポーツ選手やエグザイルの練習の例はわかりやすい。
  • 新しい販売マネジメント思想こそ、競争力再生の要点である | タイム・コンサルタントの日誌から

    わたしの大学時代の先輩が、あるとき外資系の会社に転職しようと思い立った。米国の技術系ソリューション・ベンダーで、世界的に急成長中の企業だ。大学の恩師に相談に行ってその話をしたら、かえってきたのは思いもよらぬ言葉だった。「外資系に行くなら、技術でなく営業をやれ。」恩師は言葉を継いで、次のような意味のことを語った。 技術力が売り物の会社であればあるほど、技術開発の中心部分は目の届く米国内で、米国人によって行う。日技術屋がやらされるのは保守サポートのつまらぬ仕事で、そんなことをいくらやっても上には行けぬ。もし外資系の会社で上に行きたいのなら、セールスをやるべきだ。販売の仕事だけは、各国の現地でやるしかないからだ。仕事を一杯とって、十分な売上と利益を上げられれば、国からも重視されるようになるだろう。 この先輩は悩んだ後に、恩師の言う道を選んだ。営業部門に入って、やがて華々しい成果を上げるよう

    新しい販売マネジメント思想こそ、競争力再生の要点である | タイム・コンサルタントの日誌から
  • 見えないパワーシフト - 生産から販売へ | タイム・コンサルタントの日誌から

    '90年代のはじめ頃、私たちの社会に目に見えない地殻変動があった。それは、人口階層ならびに学歴階層の変化である。それらはもはや、底辺の層が厚く頂点に近づくほど数の減るピラミッド型の構造から外れてしまっていた。ところで戦後から高度成長期にかけての日企業を支えた組織体制は、じつは組織階層のピラミッドと人口・学歴のピラミッドの“三角形の相似則”を基に成り立つ、「終身雇用制・学歴制」だった。しかし、この相似則は'90年頃を境に成立しなくなったことを統計が示している。 にもかかわらず、企業社会は成果主義年俸制や派遣労働依存といった小手先の人件費対策で問題を繕おうとし、環境変化に応じて自らを変革することに失敗した。--これが、私たちの経済を長く覆う不調と不協和音の根源についての、わたしの推論の一つである。 関連エントリ:「組織のピラミッドはなぜ崩壊したか」 「組織のピラミッドはなぜ崩壊したか(2)

    見えないパワーシフト - 生産から販売へ | タイム・コンサルタントの日誌から
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    maruyama_kan 2010/11/14
    リスクと貢献価値の計算事例。
  • 40年ぶりの天文台: 極東ブログ

    東京三鷹にある天文台が年に一回公開日を設けているので行ってみた。中学二年生のときに行ってから、もう一度行ってみたいとずっと思っていた。いつでも行けると安易な気持ちでだらだらと時が過ぎ、気がつくと40年近い日が流れてしまった。今日行ってみると、少年の日に見た、大きな望遠鏡を納めたドームが、今はもう実際の観測には使われていないけど、そのままにあって感激した。 中学生のころ私は部活で陸上と物理をやっていた。私が入部する前もそのクラブが物理クラブだったのかよくわからない。先輩たちは全員天文系で天文クラブという雰囲気だったからだ。その関係で13歳だったか14歳だったと思う。三鷹の天文台を見に行ったのだった。閑散とした野原と雑木林の奥に、絵に描いたような天文台のドームがあって印象深く心に残った。 武蔵野の雑木林のなかに今もそれはある。屋根のドーム直径は15m。高さは19.5mもある鉄筋コンクリートの二

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    maruyama_kan 2010/10/23
    鉄人28号の世界!
  • リスクという言葉自体がリスキーである | タイム・コンサルタントの日誌から

    ビジネスにおけるリスクを語る際、非常に厄介な事実が一つある。それは、「リスク」という語の定義がうまく定まっていないことだ。Aという人の語るリスクと、Bという人の受け取るリスクが同じ物事を指しているとは限らない。いや、違うことを言っている可能性の方がずっと高い。各人の理解にブレ(不確実性)がある。リスクについて語ることは、それ自体がすでにリスキーな事なのだ。 たとえば、人に「最近遭遇したリスク事象の例を挙げてください」と質問したとしよう。たいていの場合、返ってくる答えは「発注先が納期を一月半も遅らせてきたんです」とか「先月自転車で事故りまして」といったものだ。これらは実際に起きてしまったトラブル事象、すなわち『issue』(問題)である。リスクという語は、来は起きる前の可能性を指す概念のはずである。だから、「発注先の手際がまずくて納期に遅れそうになり、気を揉みました」とか「自転車のブレーキ

    リスクという言葉自体がリスキーである | タイム・コンサルタントの日誌から
  • iPhoneアプリがガラケーソーシャルゲームと比べてどれだけチキチキかを知る5つの表:村上福之の「ネットとケータイと俺様」:オルタナティブ・ブログ

    結論からいうと、世間で騒いでいる割に、ガラケーのほうが購買者一人当たりの単価が高くてプラットフォーム普及台数が世界で比較しても極端に多い。将来はしらん。 1.iPhone VS モバゲー どちらが高いかな? 2.iPhone VS グリー どちらが高いかな? 3.プラットフォームの普及台数 実は世界中で動いているiPhoneの数より国内のガラケーのほうが多い。グローバルを狙えばいいってもんじゃない。 4.時価総額 テレ東×10≒(モバゲーとかグリー) 5.独断と偏見によるステークホルダーの動向の傾向 Twitterやってるよ!暇な人はフォローしてよ! ひと夏の思い出に意見とかくれるとうれしいよ。 あとはてブとかくれると、さみしい病が少し緩和されるのでうれしいです。 http://twitter.com/fukuyuki 言い訳とか: 1or2:当然ですが、ガラケーソーシャルアプリは全員が全

    iPhoneアプリがガラケーソーシャルゲームと比べてどれだけチキチキかを知る5つの表:村上福之の「ネットとケータイと俺様」:オルタナティブ・ブログ
  • 浅田真央はソニー製でキムヨナがLG電子製なんだなと思ったと同時に日本のメーカーがiPodを作れなかったことを思い出した。 :村上福之の「ネットとケータイと俺様」:ITmedia オルタナティ

    国内のネットのオリンピックの審査結果の評判を聞いているとこんな感じだ。 ・キムヨナは採点基準を追求した点取り型の演技で技術的には浅田真央の方がレベルが高い。 ・浅田真央は世界初のトリプルアクセルを成立させたが、採点基準の上では低くなる。 なんだか、いつもヘンな技術にこだわってスカタンをする日のメーカーみたいで笑ってしまった。 ここでも言われているように、日以外の国では、韓国のデジタル家電の方が日製品よりメジャーなモノが多い。価格も安いし、ユーザーのニーズに沿った製品を作ってくる。ヘンな機能を追及したりしていないからだ。 浅田真央のように、日のメーカーはヘンに技術にこだわることが多い。 たとえば、ソニーがビデオのベータマックスを出したとき、なぜか「カセットの大きさ」にこだわっていた。彼らは、文庫サイズにこだわった。おかげで初代ベータは1時間しか録画できなかった。そこはこだわるべき

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    maruyama_kan 2010/09/22
    自分の中から聞こえてくる声に耳を傾ける事で外から聞こえてくる声を意識する事ではない。自分の中の不可解さと隙間に眼をやり隅々まで眼を凝らして見渡す事そこに何らかのヒントを見いだす事「ヒント」には執着する
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    新米と秋刀魚のわた焼き お刺身用の秋刀魚を買いました。1尾250円です 3枚におろして、秋刀魚のわたに酒、味醂、醤油で調味して1時間ほど漬け込み、グリルで焼きました 秋刀魚のわた焼き わたの、苦味が程よくマイルドに調味され、クセになる味わいです 艶やかな新米と一緒に 自家製お漬物 土…

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    maruyama_kan 2010/09/22
    社会通念を破壊するコンセプトと、そのための「演出」
  • 浅草から船でお台場移動!『大山顕の二ヶ月間ですごい写真を撮るワークショップvol.1』ライブレポート(10.4/16開催) TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty

    現在位置: TOP > ライブレポート > 浅草から船でお台場移動!『大山顕の二ヶ月間ですごい写真を撮るワークショップvol.1』ライブレポート(10.4/16開催) 「いい写真」ってなに?「自分だけの写真」ってなに? 団地やジャンクションを始め、街じゅうのあらゆる「人々がいつも目にしているのに見ていない」ものを撮りつづけている大山顕さんによるフォトワークショップ、三ヶ月連続講座の第一回の模様をお伝えします。 カルカルでの開催は4回目となるこのワークショップ、技法的なレクチャは一切無し、被写体も「好きなもの禁止」「自分探し禁止」「表現禁止」「ねこ禁止(!)」と、ひたすらどうでもいいものにこだわりを持って撮る、というもの。街なかにあふれるものからひとつを選び、しつこく見続けることで、自分の中に起こる変化を見つけてみる。そしてそれを、みんなで発表しあうというワークショップでした。今回は、浅草寺

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    maruyama_kan 2010/09/17
    街角図鑑派ワークショップ。パイロン、パラボラ、段差スペーサーなどなど、テーマを決めてひたすら撮る。猫・花禁止!
  • 勝てば官軍、負ければガラパゴス

    私が数年前からこのブログで使っている「ガラパゴス化」という言葉、今やテレビや雑誌でまで見る様になり、何だかうれしいような悲しいような、複雑な気持ちである。 私が最初に公の場でこの言葉を使ったのは、2001年のCTIA(米国最大の携帯通信業界のカンファレンス)でのこと。UIEvolutionというベンチャー企業を立ち上げたばかりでもあり、この業界でなんとか注目を集めようと、「NTTドコモのiモードのことなら詳しいので、日の若い人たちのライフスタイルがiモードでどう変わったからなら解説できるよ」と会議の主催者に連絡すると、いきなり2000人も収容できる会場を割り当てられたのだ。 私がNTTドコモから来た人間だと勘違いした人もいたようで、会場は超満員。冒頭でドワンゴの「釣りバカ気分」の面白さを手振り身振りで伝えたところそれが大受けで、日のギャルの生態系の解説も交えながら、日の「ケータイ文化

    勝てば官軍、負ければガラパゴス
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1105.html

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    maruyama_kan 2010/07/12
    !!!「アタシは写真を剃刀にしたんじゃないんだよ。アタシの写真を剃刀だと見る連中をつくってるだけなんだねえ。」
  • 『現代写真論』シャーロット・コットン(晶文社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「あたかも世界を編集しているような「現代写真」のありよう」 写真ほど誕生以来、激しく変し多様化を遂げてきたメディアはないだろう。撮り方のスタイルや様式だけでなく、それがもつ社会的な意味が大きく変化してきた。写真はカメラで撮るものだから、おなじ二次元の表現でも絵画よりもスピード感がある。変化の変遷にはそうした「生産しやすさ」がどこかで関係しているのだろう。 「現代美術としての写真」という原題が示すように、書はアート作品としてギャラリーや美術館で流通している写真を8つのカテゴリーに分けて語ったものだ。評論というよりは紹介というような内容だが、分類の仕方に著者の論点を読み取るべきなのかもしれない。カテゴリーは以下のように分けられている。 1.あるコンセプトに従っておこなわれた行為の記録としての写真、2.物語を喚起させる絵画的要素の強い写真、3.中判や大判カメラで風景や建物

    『現代写真論』シャーロット・コットン(晶文社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 豹のリーダーシップ、狼のリーダーシップ | タイム・コンサルタントの日誌から

    暑い日の昼下がり。豹たちがサバンナの樹の下で会議を開いている。 「おい。全員そろったか。」 「大体、そろいました。ただ、ジミーの奴が、遅れています。来る途中、灰色ウサギを見かけたとか言って、横道それて追いかけてきました。」 「またかよ、あいつは。つまんねぇ小物狙いするんじゃねえって、あれほど言ったのに。」 「あとは全員来ています。」 「よし。スタッフ・ミーティングを始めよう。乾期ももうそろそろ終わりだ。この頃だいぶん獲物も減ってきている。暑さで体力も消耗してる。だが、もう少しの辛抱だ。雨期になればガゼルの群れが川を渡って戻ってくるだろう。いいか! ここが勝負どこだ。」 「へい!」 「あいつら、大群になって川を渡る。そうすりゃワニも近寄りにくいからだ。だが、中には必ずガキを連れた奴らがいる。足手まといで、川を渡るのも遅くなる。狙い目はそこだ。渡りきって岸に上がる頃にはヘトヘトになってるはずだ

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    maruyama_kan 2010/07/05
    猫対犬の比喩。うまい。
  • 「拡大ものづくり業化」が成長と雇用を生む:日経ビジネスオンライン

    まずは、ものづくりとサービスの融合=拡大ものづくり業化。一言で言えば、ソリューション提供ということになるのだが、私は、通常で語られているより、もう少し広くとらえて考えている。 パターンの1つに、商品のライフサイクル全体の中で、これまで製造業以外のプレーヤーがばらばらにカバーしてきた部分を、製造業が一定の主導権を持って提供して付加価値も得る、というものがある。 モノが作られ、ユーザーの手に渡ってから、最終的にリサイクルされるというサイクルの中での、「入手、利用、メンテナンス、売却・中古販売、リサイクル」などの要素を、製造業がとりまとめて提供するのである。 売り物は、トラックではなく、走行距離 具体的には、メルセデス・ベンツの欧州トラック部門のケースが参考になるだろう。ここ数年、別部門を立ち上げ、「トラックではなく、km(キロメートル)を売る」というビジネスを大きく伸ばしてきている。「トラック

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    maruyama_kan 2010/06/13
    トータルライフサイクルをカバーすること。そこでは製品品質の高さが生きてくるはず。
  • 日本メーカの生き残る途 - 元ソニー取締役・金辰吉氏の講演から | タイム・コンサルタントの日誌から

    金辰吉氏と言えば、ソニー中村研究所専務、ソニー・グローバル生産革新部門長を歴任されたのち、独立して、現在は㈱ワークセルコンサルティング代表取締役を務められる著名な論客である。また、'90年代における日企業復活の原動力となった『セル生産方式』の命名者としても、よく知られている。その金氏が、先日の日経営工学会春季大会で「日メーカの生き残る途」と題した特別講演をされ、とても興味深い内容だったので、ここにその聞き書きを記しておきたい。 金氏とは以前、経営工学会の特別委員会で何度か同席させていただいたこともあるが、きわめて率直かつユーモアあふれる物言いをされる方だという印象がある。むろん、ここに記すことは私自身が聴衆として書きとったメモの内容であって、金氏の来の発表原稿や主張と差違があるとしたら、その責は私にある。 金氏の講演は、何枚かの新聞の切り抜きから始まった。まずは直近の経済新聞から、

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  • 桜の園、または道具としての組織論について | タイム・コンサルタントの日誌から

    またや見む交野の御野の桜狩 花の雪散る春の曙 (藤原俊成) 古典歌人達が、「しづ心なく花の散るらん」とか「花にもの思う春は経にけり」と歌うとき、その「花」は桜のことを指すというのが約束だった。ただしそれは、薄緑の若葉とともに花を咲かせる山桜である。平安時代や鎌倉初期には、今で言うソメイヨシノはまだ無かったからだ。 サクランボは桜の樹になる果実のはずだが、桜の名所をどれだけ歩いても、初夏にサクランボを見つけることはない。それはソメイヨシノが交配でつくられた不稔性の桜だからだ。花は咲いても実は結ばないのである。この木は、基的に接ぎ木で増やすので、遺伝的に言うならば、すべて同一である。そのため性質も均一で、一斉に花が咲いて一斉に散る。桜の木が一だけ生えている姿は儚なげな情緒が漂うのに、たくさん並んでいるときは、かすかに不穏さのようなものを感じるのは、もしかしたらクローンの集団だからなのかもし

    桜の園、または道具としての組織論について | タイム・コンサルタントの日誌から
  • 勝間で生きられず、香山にもすがれない:日経ビジネスオンライン

    大阪東京間を行ったり来たりしていると、地方と都会を実感する。けっこう都会の大阪でそんな感じだから、もっと地方と東京を行き来している方の格差感はいかばかりだろう。 「皆が皆、東京に出てくるのではなく、地方をもっと見直そう」的スローガンはもう何年も前からある。地方の活性化を思えば賛成するし、私自身もまた、出身の大阪で働いてきた。 だが、最近少し地方都市のよくない所が気になりだした。 地方でも生きられる。それは、私のようにぼちぼちずっと仕事を続けていれば、それなりに生きられた。なんせ出身である。実家に頻繁に帰れるし旧知の仲間もいる。隅々まで知り尽くした土地では、ぼちぼち生きられたらけっこう精神的には豊かで充実した日々を過ごすことができる。 仮に仕事ばかりの人生で遠くに住む親の介護やにまかせきりの育児など、人生の味わいの堪能できなさを思うと、ワークライフバランスとは、“ぼちぼち働く”なのではない

    勝間で生きられず、香山にもすがれない:日経ビジネスオンライン
  • 新政権は「閥族支配」の癌を切れるか?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回も、予想をはるかに上回る読者の皆さんに記事を読んでいただくことができました。心からお礼を申し上げます。「シルバーウイーク」で更新まで時間があったためかと思いますが、身の引き締まる思いがします。 頂戴したコメントを拝見して、前回、いくつか誤解を招く表現があったように反省しています。 非常に重要なのは、ラストにも記した通り「ウソでない政治の言葉を使う」ことです。これは、結果的にであれウソをつくようなことにならない、という意味でもありますし、つまらない揚げ足を取られるようなワキの甘い言葉遣いをするべきでもない、という別の意味も含みます。 ところが、そういう指摘をする私自身が、なにかの「揚げ足を取っている」かのように見える、誤解を招いてしまったよ

    新政権は「閥族支配」の癌を切れるか?:日経ビジネスオンライン
    maruyama_kan
    maruyama_kan 2009/09/29
    日本政治史概観と、工学首相への期待。。閥族を癌とする比喩は、納得。外科手術と免疫療法の両方が必要ですね。