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ブックマーク / yashio.hatenablog.com (4)

  • 出口をふさいで人事権を握ると人が狂う - やしお

    財務省の文書改竄の話を見ながら、「出口をふさぐ」と「人事権を握る」を同時にやると、「正しいことをやる」より「人事権者に気に入られる(過剰な配慮や忖度をする)」を選ばざるを得なくなるんだ、みたいなことを思った。「出口をふさぐ」というのは、別に官僚をクビになったってアカデミックや民間でキャリアや実績を積み上げられるし、政権が変わればまたスタッフになれるかもといったパスがなくて、一度辞めたら二度と戻ってこれないといった出口のなさのことで、「人事権を握る」というのは2014年に設置された内閣人事局によって審議官クラス以上の各省庁の人事権が内閣に集約されたこと。 学校なんて行かなくても大丈夫、別に大学にも入れるしと思っている(親や周囲が思わせてくれる)子であれば大丈夫でも、そうでないと追い詰められて自殺してしまうのと似ているのかもしれない。 官僚は外部との流動性が低いというのは、日が「ポストに人を

    出口をふさいで人事権を握ると人が狂う - やしお
    maruyamatk
    maruyamatk 2018/03/30
    「内閣が官僚人事を掌握」する必要性が分からない。行政のチェックは国会で行うべきなのではないだろうか。
  • 安倍首相が「総理と総裁は違う」と言う位置付け - やしお

    この前、予算委員会の動画を見ていたら安倍首相が「私は総理としてここに立っているから、自民党の話をする立場にない」とたびたび答えていて不安になった。「それを自分が言うことの意味」を当にわかっていないのではないかという気がしてどうしても(大丈夫なの)という気持ちになる。 具体的には2/14の衆院予算委の午前、立憲民主党の枝野代表の憲法改正に関する質問での安倍首相の以下の答弁。 19:08〜 憲法についてですね、まさに、今ここに私が立っておりますのは、内閣総理大臣として立っておりますので、我が党の中における議論についてここで申し上げる立場にはないわけでございますが、しかし、あえてお答えいたしますと…… 24:30〜 まずですね、まず、私は再々述べておりますように、まあここはあの、総理大臣として立っておりますから、この予算についてあるいは法案についてあるいは条約について答弁する義務は負っているわ

    安倍首相が「総理と総裁は違う」と言う位置付け - やしお
  • メーカーの中で技術力の延命措置をする - やしお

    の大手メーカーの中で働いていて、技術力が失われていく一面ってこういう感じなのかなみたいな実感は結構ある。 ↓みたいな流れで外製化が進んでいて、それに伴ってゆっくり生産に関する技術力は失われていっている。(別に「日のメーカーが」というより「うちの会社が」でしかないけど。) 社内レート(人件費)が高いので部品を外注する(最終製品の完成(組立・調整)は内製している) 試作などの一点ものだけは内製しているため加工場(フライス盤や旋盤)と作業者を維持していたが、コスト的に見合わないので加工場を廃止、作業者を配置転換 最終製品の組立・調整も外注(アジアの生産子会社や国内外注先)、社内から製造部門が完全になくなる 分散していた外注先を集約し始める(原価低減や管理コスト削減のため) 集約した外注先に人を送って勉強(?)させたり、コンサルを入れて原価低減を進める 自分が入社したのはステップ2あたりで、

    メーカーの中で技術力の延命措置をする - やしお
  • システムをハックする首相 - やしお

    安倍首相・内閣の言動がはちゃめちゃだとするなら、「どんな風にはちゃめちゃなのか」というより「どうしてはちゃめちゃが成立するのか」の方に興味があるし、「首相は愚かだ」と嘆くよりは「愚かな事態をシステムはどのように許したのか」を知りたい。 今の時点でどう見えているか記録を残しておけば、10年後くらいに読み返して面白いかもしれないと思って。 はちゃめちゃが成立する構造 はちゃめちゃが安定して存在するには、「はちゃめちゃを許容する構造」と「はちゃめちゃを用意する構造」の両方が必要になる。 おふとん(=眠気を許容する構造)と眠い人(=眠気を用意する構造)の両方がそろって安定した睡眠が成立するみたいな感じ。おふとんだけあっても全く眠くなければ睡眠は発生しないし、眠い人がいてもおふとんが無ければぐっすり眠れず目が覚めてしまう。 それから眠くなかったのにおふとんに入ったら眠くなってしまうといった、「許容す

    システムをハックする首相 - やしお
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