理系への進学を目指す女子高校生に、ものづくりの魅力を知ってもらおうと、室蘭工業大学が札幌市の高校生を招いて、北海道名物ジンギスカンの鍋作りや、製鉄工場の見学などを体験してもらう合宿を開きました。 合宿は、工学部に通い製造業で働く女性を増やし、ものづくりに女性ならではの感性を取り入れていきたいと、室蘭工業大学が初めて開きました。 12日までの2日間の合宿には、札幌市の札幌新川高校の理系コースに通う2年生の女子16人が参加しました。 12日は、北海道名物のジンギスカンに使う鍋作りに挑戦し、砂を押し固めて作った型に1400度を超える溶かした鉄を流し込み、冷やしてから型を崩すと、北海道の形をした鍋が登場しました。 このあと、市内の新日鉄住金室蘭製鉄所で鉄鉱石から鉄を取り出す「高炉」という施設を見学し、大きな火花を上げて流れていく鉄の迫力に、生徒たちは驚きの声を上げていました。 新川高校では、1学年