【新生・奈良クラブが目指す「サッカー」と「学び」の融合 Chapter 4】矢部次郎(奈良クラブ副社長)インタビュー 2008年に「奈良クラブ」へと名称を新たにしたクラブを名実ともに牽引してきたのは、名古屋グランパスやサガン鳥栖でプレーした元Jリーガーの矢部次郎だった。「ロウソクの灯りや懐中電灯を使ったり、街灯のある公園を探したりして練習していた」。「奈良クラブ」としての船出からJFLまでの成長の軌跡、そして副社長として新たな立場で関わることになる新体制のビジョンを聞いた。 選手兼クラブ運営者の怒涛の日々 ―― まずは、奈良クラブ誕生の経緯から聞かせてください。立ち上げ前に奈良の国体の監督をされていたということですが。 「28歳まで10年間、プロとしてJ1からJFLまで経験する中で、いずれ地元の奈良でプレーしたい、それがよりカテゴリーの高いチームであればいいなと思っていました。しかしなかな
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