クラウド電話APIサービスの「Twilio」が日本上陸から5周年を迎えた。Twilioは同名の米スタートアップ企業が展開するサービスで、日本ではKDDIウェブコミュニケーションズ(KWC)が提供している。簡単に説明すると、電話の受発信やSMSの送受信といった、インターネットだけでは完結しない、通信事業者との接続が必要になるインフラ部分をクラウド化して、開発者がWeb APIとして利用できるようにしたものだ。 「コミュニケーション版のAWS」といえばわかりやすいだろう。実際、AWS出身のエンジニアであるジェフ・ローソンCEOは、「ユーザーとコミュニケーションできるアプリを作りたいと考えていた」ものの、「通信に対する知識や技術が足りず、実現できなかった」ことが創業のきっかけだったと以前のインタビューで語っている(関連記事)。サーバー構築や運用の知識がなくてもAWSを使えばすばやくインフラを調達
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