Linuxの最新カーネル「Linux 4.6」が米国時間5月15日にリリースされた。Linux 4.6は、セキュリティを強化するとともに、ARMアーキテクチャに対するサポートを改善し、ゲーム用ハードウェアに対するサポートを向上させたメジャーアップデートとなっている。 Linuxカーネルのstable(安定版)ブランチのメンテナーであるGreg Kroah-Hartman氏がLinux.comとのインタビューで語ったところによると、Linuxは潜在的なセキュリティバグへの対策を強化しているという。Linux 4.6におけるその最も顕著な例を挙げると、「全データ構造に対するwrite-only保護が実現されている。メモリの一部を上書きできるような場所でバグが発生した場合でも、今回追加された保護機能によって、そういったことが許されなくなるため、該当バグによるさらなる『悪影響』を抑えられる」という
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