元旦午前8時、一年でいちばん最初の神事、歳旦祭が行われます。早朝6時に境内にある晴明井より汲み上げた若水を神前にお供えし、四方を拝して、その年の国家の安泰を祈願致します。晴明神社には、午前0時を過ぎたころから多くの方々がお参りに来られます。 節分の「節」とは、一年の節目を意味します。そして、この日を境に、「陰」から「陽」へ「気」が変わります。その節目の日に穢れを祓う祭儀が節分星祭です。陰陽道と深い関係をもつ晴明神社では、この祭事を大切にしております。この日、人々は人形(ひとがた)という人の形を模した紙に息を吹きかけ、自らの穢れを移して神前に納めます。こうした慣習は、地域の人々にとっては慣れ親しまれたものであり、日が暮れる頃には、多くの人々が人形と歳の数だけお豆をいれた袋を持って境内にやってきます。また、境内の一角の焚き上げ場にも人が集い、次々と古いお札が持ち込まれます。その風情は静かで、ど
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