従来の周期表を一旦解体し、新たな視点でつくられた立体周期表「エレメンタッチ」 現在広く使われている周期表は1869年にメンデレーフによって考案された短周期表から出発し、1905年にヴェルナーらによって改良されたといわれる長周期表です。今からおよそ100年前に考案された完成度の高い周期表ですが、まだ完璧なものとは言えませんでした。 このエレメンタッチは、超伝導の研究が専門の物理学者、本学の前野悦輝教授(国際融合創造センター・大学院理学研究科)が考案し、その問題点をいくつか解消することに成功しました。